2025 02,02 03:02 |
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2008 05,11 21:46 |
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テンパッてると言われるのが嫌で緊張感を煽る文章は控えていましたが、緊張感の欠けた試合を観た後だと、生きるか死ぬかまで煽らなくとも多少の煽りは加えたい、そんなふうに思うアンチ直方サポーターけいちくです。きょうちくにあらず。 ニューウェーブ北九州 1-1 佐川印刷SC 鳥取戦と同じく、先制されて追いつくというパターンでしたが、今回は承服しかねる内容であります。 佐川印刷の特徴は一言で「中盤のパス回し」。ワンタッチパスで素早く回して前線が前を向いたところで放り込むというパターンの連続でした。 それが脅威かと言われれば、特に恐れる必要もない水準ではなかったか。 中盤のパス回しは非常に上手かったのですが、ロングパスの精度が低く(風の影響もあったかもしれない)、些細なミスが非常に多いチームでした。 守備に関しては常に数的優位を成立させる上手さがありました。というか我が方の中盤の選手が前線に進入した選手を見殺しにするパターンにも原因ありか。 前半開始間もなく、北九州のヌルい雰囲気を突いてセットプレーから佐川印刷が先制。「え?何やってるの?」みたいな感じの失点でした。 北九州はエンジンのかかりが遅いのか、はたまた前半はセーブする戦略なのかは判りませんが、今までで最もダレた前半でした。初めて観に来られた方はさぞ失望されたことかと思われます。 後半に入ってもチグハグは続く。同じような攻撃を同じように弾かれるパターンに辟易。 後半も半ば過ぎ、ようやくエンジンがかかり出してバー直撃弾が二発、至近距離からのふかしが数発。運がなかった部分もありますね。 結局は終了間際にゴール前の混戦から、岩倉一弥選手がバイシクル気味のシュートで押し込み同点、さらに猛攻を続けるがそのまま終了。引き分けでございます。 さてさて、怪我で佐野選手、出停で小野選手というパサーのいないこの面子でどこまでやれるかというのがこの試合の見所の一つであったかと思います。 主力落ちと言われたこの面子だからこそ何としても勝って欲しかった。例えアイデアの乏しい攻撃でも押し込めるだけの力はありました。 前半から後半序盤にかけてのあのダレた雰囲気は一体どこから来たのでしょうか。 観客が少なくてやる気が出なかったのか、相手が格下だからとナメていたのかは判りませんが、あれがNWの実力であると納得することはとても出来ませんね。 中盤が完全に負けているのは残念で仕方がありませんでした。 そして何より、「この面子で引き分けは上等」などと思われる事が悔しい。 今日の結果を受け入れるにはそう思う以外にないことも事実でしょう。 寝ぼけて失点、焦って拙攻、意地で同点、そんな試合です。 びわこやファジアーノに負けた時も悔しかったが今回の悔しさは何か違う悔しさです。 全力の敗北より、トボケた引き分けの方がムカつくんだなということが判った一日でした。 そんな中、負けなかったということで一応、印象に残った選手を少し。 #26 河内勇太選手 豊富な運動量、試合開始から試合終了まで手抜き無しの全力疾走。本人も「JFLで通用する」という自信を持ち始めているように見受けられます。そして今の北九州で最もノッてきている選手。 ゴール裏へ挨拶に来た時、一際汚れたユニフォームの河内選手が、体を重そうにしているのを見て、「孤立しがちだった前線でよく奮闘した」と精一杯の拍手を送りました。 #6 佐藤真也選手 河内選手と同じくとにかく走りまくった選手。ハイボールの競り合いでの体の入れ方、自分と同じライン上の相手・味方の選手に対する警戒とフォローの動きなど、キラリと光るセンス、そして何より全力プレー。個人を観ていて面白いと思える選手です。 二月のV・ファーレン長崎との練習試合で初めて見たときから働き者だと思っていましたが、今日に至るまで常に全力でやってくれています。 #7 冨士祐樹選手 サイドを上がってから中央への斬り込みで相手ゴールを脅かすプレーを連発、開幕前から冨士選手のプレーに注目していたブルーノ氏(鳥取戦欠席)曰く、「冨士が自信を持ってプレーするようになっている」との事。 鳥取戦でもかなり動きが良かった彼、試合毎に力強さを増しています。 前所属の徳島ヴォルティスを多くのサポーターから惜しまれながら退団したというのも頷ける斬れ味の良さです。 で、アクロバティックなゴールを決めた岩倉一弥選手・・・ちゅーか全員今年の新加入選手じゃないですか・・・。 新加入だから注目していると言うこともあるでしょうが、何より彼らは北九州という新天地で自身の存在意義を確立する為に、客が少なかろうが相手が格下だろうが全力で戦っているように見えますね。 いや、去年からの選手達が如何に粘り強く闘志に溢れていたかは僕なりに観て来たつもりです。 僕だって中嶋選手や宮川選手やタチコ選手、日高選手や古賀選手の事をもっと書きたいです。 九州リーグの時から観ていた選手達にJFLで華々しい活躍をして欲しいとずっと思ってますよ。 まとまりなく冗長になってきたのでここまでにしたいと思っています。 ただ、今日の内容に満足してはいないとだけ書いて終わります。 PR |
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コメント |
他の選手に関してはよく分かりませんが、佐藤選手に対してのコメントには、意外でした。
彼の、テクニックは、前所属の琉球でも素晴らしいものを持っていましたが,その彼が、今季北九州のチームでも、一、二番競う程動き回って頑,張っているのは少し意外でした。 それ程彼は,移籍先の北九州のチームに、新たな想いを入れて頑張っているのではないのでしょうか. 【2008/05/1321:26】||NONAME#29f05ff78d[ EDIT? ]
Re:無題
下手という意味ではなく「あれが出来るのに何故そんな」とかいう意味です。僕が注目しているから目に付くのかも知れません。
僕にとってのテクニシャンとは全開時の小野選手であったり佐野選手であったりするわけです。 琉球の時とは違うポジションだからプレーから受ける印象が違うのかもしれませんが、彼の闘志溢れるプレーは北九州の観客のハートをガッチリ掴んでますよ。観客数についてはツッコミ不要です。 追加: テクニックがないみたいな語弊を生むので「特にテクニックがあるようには見えないのですが」を削除させておくれ。それは僕の望むところではないのです。 |
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