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2008 10,30 23:09 |
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冷たく透き通った大気を突き抜ける日差し、高い空を流れる巨大な雲の群れ、約一年前の広島もこんな感じだっただろうか。 地域決勝グループリーグの為に訪れた広島。我々が到着した時には既にグルージャ盛岡とファジアーノ岡山が試合中で、メインスタンドを移動しながら、これから始まる北九州の試合を思って少し緊張したりもした。 中国リーグをさしたる障害もなく独走してきた岡山は「鳥なき里の蝙蝠」というイメージだったが、目の前で勝利を見せ付けられては侮れない相手であるという印象を持つしかなかった。 しかし、北九州の方が遥かに修羅場をくぐっている、負けるはずはないし、どこにも負けてはいけないのだ。その頃にはもうクラブの体制やサポーターの数などは既に我々に先んじていたが、チームの戦力はそう変わらない。そう思っていた。 あれから一年経つ。 舞台はJFLに移り、現在、岡山は2位。リーグ序盤の勢いもやがては失われ、そのうち我々と同じような位置にいるだろうと思っていたが、終盤に入ってなお勢いは落ちる事無く、むしろ増している。彼らにとってJリーグはもはや夢ではなく明日の現実として見えているかもしれない。 差を付けられたと感じる。順位だけじゃなくいろいろ。 同期昇格のライバルと言われることもあるが、ライバルらしいことは出来ていないな、とも思う。 だからこそ勝ちたい。彼らの快進撃を本城で止めたいと願う。 Jリーグへ上がるってのは、別のチームを支える誰かの思いを踏み越えていくということだと、そしてそれが如何に困難な業であるかということを本城で彼らに教えてあげたい。 それが北九式の敬意の表し方である。 11月1日(土)13:00、恐るべき北九州の意地を見せてくれる。 PR |
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2008 10,29 08:47 |
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秋のとある昼下がり、MAD総長より『火急ノ用件アリ、至急連絡請ウ』の報に接す。何事でありましょうか、先日の投稿で総長の画像を「普通」と書いた事がまた物議を醸しておるのでしょうか。 夜半、恐る恐る電話す。ケータイの向こうのMAD総長、唐突に「オレのブログに貼ってあるゾンビ・ストリッパーズのミニゲームをどう思う?オレは面白いと思って貼ったんだが誰もツッコまねーんだよ、貴様の率直な意見を聞かせてもらおうか」と、神妙な声色で申される。 「いや、それにツッコむぐらいなら、鼠先輩の時点でみんなツッコんでますよ」と言おうとしたが、先の長崎遠征時に「お前は一言多い」と言われたことを思い出して言葉を呑み込む。 「ああ、あのゲームですか・・・お・・・おもし・・・ろいと思います・・・」と、まいったねコレ的なニュアンスで答えると「やはりお前は違いのわかる男だ」と、ネスカフェ・ゴールドブレンド風味なお言葉を頂く。 よくわからんが上機嫌だ。これは僕の方も以前から気になっていたことを聞くチャンスかと思い尋ねてみた。 「MAD総長、僕が総長に半年前に貸した『少林サッカー』の限定版二枚組みDVD、アレをそろそろ返し・・・」とまで言ったところで「そうそう、次の岡山戦、新団体と一緒にやる事になったから!なりましたから!」とさえぎられてしまった。 MAD総長が良く使う「~したから!しましたから!」の元ネタは何なのだろうかと考えてしまった隙に電話は切られていた。 プー・プー・プー・・・という無機質な電子音だけが響く携帯電話を手に、「オレのDVD・・・」とつぶやきつつ、一番最後の話が一番重要なのでは?と思ったがあえて追求しなかった。 なぜなら何が変わろうが僕の原点は全く変わらないから。変わりようがありませんから。 古い競技場、「え?これで試合を始めるの?」というぐらいの少ない観客、顔も名前も知らない選手達、初めて観た時は何もかもが逆の意味で新鮮だった。 でも今でもよく覚えている。少ないながらも不思議と盛り上がるメインスタンド、躍動する黄色いユニフォーム、ゴールが決まった時の歓声、決められた時の溜め息。 ローカルでマイナーで、Jリーグというメインストリームから外れた場所で繰り広げられる、地方のリーグの小さな試合。でもそこには肌身に触れるような親近感があった。たまに観に行っていた九石ドームでは得られなかった感覚だ。 ゴールが決まって一発盛り上げてやろうと指笛をぶちカマそうとしたが笑顔が邪魔をして上手く吹けず、シュー、シューと無様な空気音を鳴らしていると、後ろにいた家族連れのおいさんが見かねたのか、代わりに見事な指笛を吹いてくれた。 驚いて振り返るとおいさんは僕とは目を合わさず、してやったりの表情でピッチを見ていたが、隣の奥さんはニコニコと微笑んでいた。 知らない誰かと何かを共有できたような気がして不思議な嬉しさを感じた。 そうだった。あの感覚をもっと多くの人と共有したいと思ったところが原点だった。 今ではこんなに立派なヨゴレの僕ですが、そんな純粋な時もありました。 JFLの速い流れの中で、知識と経験と引き換えに原点を置き去りにしちゃってたかなぁと思う。 味わいたいのはあの一体感。同じチームを応援する人達との感情の共有。 徐々に変化してゆく環境の中でも原点はしっかり踏みしめていたい。 そんなこんなで空白の一ヶ月半を経て、再セットアップ完了。 JFLを、ニューウェーブ北九州を楽しみ尽くす所存です。 それにしても、秋の夜長にいい年コイた男二人が電話で「ゾンビ・ストリッパーズ」の話をしているとは世も末である。 |
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2008 10,25 20:57 |
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夜空を見上げる度に思い出せ、小倉のナイトライダーことMAD総長より高崎戦の画像を頂く。 ここ最近、Rー15指定のパラッカム画像を連続で送りつけられていた為、正直不安でしたが、思いのほか普通で肩透かしを喰らった感じです。 てっきり、その辺の犬を撮影して「ほらよ、高崎の犬だ。ブログで使え。」的な画像が来るものと覚悟していたのですが。 忙しさのあまり、笑いを忘れておられるのではないかと少し心配です。 ちゅーかブルーノ氏は三週連続ですか・・・。酷使されまくりのソメザイル号が廃車になった暁には花束でも添えてあげたいですね。 遠征された選手、そしてサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした(てかソメザイル号は関西エリアを走行中でしょうか、無事に凱旋門(関門大橋)を通過される事を祈っちょります)。 JFL後期第12節 アルテ高崎 1-3 ニューウェーブ北九州 怒涛の東方遠征三連戦の最後を勝利で締めくくり、ホーム本城へカムバック・アゲイン。内容は判らねど勝利と言う結果で良い流れのまま強敵共との連戦に入れそうです。 ああ・・・長かった・・・いや、個人的に。次の岡山戦は実に一ヵ月半振りの観戦になりますか。恐るべき空白でしたよ。本城へ行った時に「え?誰?」みたいな反応が返ってくるのが目に浮かぶようです。 さて、そんなこんなで僕が離れている間に環境が少し変わったようです。 観客を無視した分裂応援の継続という最悪の事態を回避し、新団体との共闘という事になったようですね。 まぁ平均1000人のホームで分裂応援なんて恥以外の何ものでもないのでとりあえずは良かったんじゃないかと個人的には思うちょります。 なにぶん初めての事なのでお互いに不手際や不都合があるかとは思いますが、対話のチャンネルが開かれている限り、良い方向へ持っていけるのではないかと期待しております。 11月1日のファジアーノ岡山戦はかなりの死闘の予感がします。チームは本当の勝負強さを今一度試されるだろうし、同時に今回はサポーターも試されるんだなぁと、まぁそんな感じです。程よい緊張感があっていいですね。 とかなんとか言っても基本はそんなめんどっちい事を考える必要なんて全然ないんですけど。楽しいのがいいじゃない。 なにはともあれ、次のホームゲームは盛り上がりそうです。ちゅーか僕が盛り上がってます。なにせ一ヵ月半振りになるものでスンマセン。 |
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2008 10,22 10:18 |
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11月1日のファジアーノ岡山戦と、同9日のMIOびわこ草津戦の確保に成功。10月のような休日変更は今回は絶対に受け入れない。 まだ今週末にはアルテ高崎戦が控えていると言うのにその先の話をして本当に申し訳ないが、この2試合に向けてテンションが急激に上昇。 特に意識はしてなかったものの、いざ対戦が現実に近づいてくると戦意の高揚は抑え切れん。コレばっかりは仕方ない。 昨年の地域決勝で僕に悔し涙を流させ、リベンジに燃えたJFL前期で見事に返り討ちにされた個人的にスペシャリティな2チームである。白状するが全JFLチームの中で最もリスペクトし、且つ最もぶちクラしたいと願っている相手がこやつらである。 この2チームがいよいよ本城にやってくるのかと思うだけで血が沸騰してくる感じがする。クソ熱い血だ。しかも今シーズンの本陸ラストゲームは過去3度戦って3度負けたびわこ・・・。なんかこう、色んな感情が沸き起こってきますね。 もちろん岡山やびわこに対する感情はあくまで個人的なものですが、昨年末以来、胸につっかえてきたこの呪縛を解き放つ最後のチャンスが近づいているのかな、と。 ふと、久し振りにジョージ監督のサイン入りIZUTSUYAユニフォームを引っ張り出した。 僕の汗や涙やその他諸々のあらゆる体液が染み込み、ハードなモッシュの連続で所々ほつれかけている思い出深いコイツ。購入以来一度も洗濯していないが、その分リアルな空気を纏っている。ニオイはない。つーか洗えよって話だが。 申し訳ないんですが岡山戦とびわこ戦だけはこれを着ていこうかと思う。 事ここに至って尚テンションは全く落ちない。観戦ゼロという雌伏の10月を終え、決着の11月に向けてテンションはむしろ上がり気味であります。開幕戦を待つ時のような程よい緊張感と期待感の中で11月を迎える事が出来る。僕は更なる呪縛に苛まれるのか、それとも解き放たれるのか。 11月1日(土)本城、ここから先は通さねぇ、ファジアーノ岡山戦 11月9日(日)本城、今こそ呪縛を断ち切ってやる、MIOびわこ草津戦 11月16日(日)都田、仕留め損ねた王者の首を我が手に、Honda FC戦 11月23日(日)鞘ヶ谷、最強のリベンジャーを返り討ち、横河武蔵野戦 11月30日(日)佐川守山、成長の証を見せ付けろ、SAGAWA SHIGA戦 北九州のシーズンは終わっていない。戦う理由がある。チームの心は折れてはいないし我々もやる気マンマンだから困る。 2008年JFLの旅、いよいよクライマックスへ。待ち遠しい。 |
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2008 10,19 22:28 |
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脅威の土日出勤率100%で公式戦から離れる事約一ヶ月。次の土日も出勤なので居残り確定済み。随分遠く離れてしまったような気がするさー。 秋晴れの続く京築地方、空気はひんやりとしているが日差しは強く、昼間はまだ半袖でいける。多分今が一番過ごし易い季節。紅葉が始まれば後はもう年末まで一直線。 これまで成り行きに任せてきたアレやコレやを来年まで持ち越す事のないよう、そろそろ動き始めるかと思いにけり。いや個人的な事ですが。 10月半ばを過ぎていろいろなゴールが見え始めているか、或いは決戦を前に牙を砥いでいるのか。そしてニューウェーブ北九州の今シーズンはもう終わったのでしょうか? JFL後期第11節 栃木SC 1-1 ニューウェーブ北九州 引き分けの場合、追いついた方と追いつかれた方では随分捉え方が違ってくるかとは思いますが、今回は終了間際にタチコ選手のゴールで引き分けに持ち込んだ模様。 まだまだやれる。まだ終わってないんだなと。本物の意地を見せるのはこれからなんだぜと。僕はそういうメッセージを受け取りましたが如何。 まだ終わってねーぞと吼えたかタチコ、君は北九州にとって忘れられない選手になりそうだ。 さて、まだまだ続く10月のアウェイロード、最後のコーナーはアルテ高崎ですか。油断する事無く曲がり切ってホームへ帰って来て欲しい。 そしてその先はいよいよヤツラのおでまし。岡山戦とびわこ戦だけは這いつくばってでも本城に行く。この2チームに関しては笑い抜きでやるぜー(と言いつつ笑いに走りそうな予感もするが)。 NW禁断症状はピークに達しつつありますが全ては決着の11月の為に。 今はただ静かな秋の野の道を。 *画像は公園でもなんでもない近所のコスモス畑。 空には戦闘機、地には花々、海と山と小粋な人々。京築・イズ・ビューティフル、福岡県で最も洗練された田舎である。 |
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