2025 01,17 16:20 |
|
2008 10,30 23:09 |
|
冷たく透き通った大気を突き抜ける日差し、高い空を流れる巨大な雲の群れ、約一年前の広島もこんな感じだっただろうか。 地域決勝グループリーグの為に訪れた広島。我々が到着した時には既にグルージャ盛岡とファジアーノ岡山が試合中で、メインスタンドを移動しながら、これから始まる北九州の試合を思って少し緊張したりもした。 中国リーグをさしたる障害もなく独走してきた岡山は「鳥なき里の蝙蝠」というイメージだったが、目の前で勝利を見せ付けられては侮れない相手であるという印象を持つしかなかった。 しかし、北九州の方が遥かに修羅場をくぐっている、負けるはずはないし、どこにも負けてはいけないのだ。その頃にはもうクラブの体制やサポーターの数などは既に我々に先んじていたが、チームの戦力はそう変わらない。そう思っていた。 あれから一年経つ。 舞台はJFLに移り、現在、岡山は2位。リーグ序盤の勢いもやがては失われ、そのうち我々と同じような位置にいるだろうと思っていたが、終盤に入ってなお勢いは落ちる事無く、むしろ増している。彼らにとってJリーグはもはや夢ではなく明日の現実として見えているかもしれない。 差を付けられたと感じる。順位だけじゃなくいろいろ。 同期昇格のライバルと言われることもあるが、ライバルらしいことは出来ていないな、とも思う。 だからこそ勝ちたい。彼らの快進撃を本城で止めたいと願う。 Jリーグへ上がるってのは、別のチームを支える誰かの思いを踏み越えていくということだと、そしてそれが如何に困難な業であるかということを本城で彼らに教えてあげたい。 それが北九式の敬意の表し方である。 11月1日(土)13:00、恐るべき北九州の意地を見せてくれる。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |