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2009 11,11 20:03 |
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「嵐の翌日、小雨を伴った冷たい風が吹く平日の昼11時に、北九州の辺境とも言われる新門司での練習試合を観に行くようなヤツは、絶対マトモな仕事をしてないよね。」 と、言われるのを覚悟で行って来ました新門司。夜勤明け余裕でした。そんでもってただいま爆睡から目覚めて候。 いや~寒かったね~。仕事疲れの体に小雨交じりの寒風がコタエたわい。 ああ、新門司の自販機にホットコーヒーはないのか・・・。 練習試合 ニューウェーブ北九州 2-0 沖縄かりゆし まずは沖縄かりゆしについて個人的な雑感をちょっぴり。 前回のヴォルカ鹿児島に続いて思い出の九州リーグシリーズ第二弾(勝手に命名)、沖縄かりゆしとの練習試合。かりゆしと言えば僕の中では村田大を精神的支柱とした熱血チームという印象があったが、もう退団してたんだね。 村田はグダグダになりかけた沖縄かりゆしを纏め上げて、下馬評を覆すチームに変えた張本人だったと僕は思っていた。試合に出なくてもベンチでチームメイトを鼓舞するだけで足が止まりかけた選手達を走らせた、そんな印象。真面目で優しく熱い言葉は、かりゆしの選手やサポーター達をどれほど勇気づけただろうか。 彼らは九州リーグの毒蛇、ハブのようなチームとして、下馬評を覆し格上と言われるチームを次々と毒牙にかけてきたが、フィールドプレイヤーは牙であり、強者を打ち倒したその猛毒の正体は村田であり中川だったと。 そんな熱血野郎達が抜けてどのように変貌したのだろうかと多少の興味もあったが、少し洗練された印象を受けた。 ちゅーか見覚えのあるヤツがいる。去年、ファジアーノ岡山にいた関隆倫が10番を付けている。 沖縄かりゆしはもう明らかに関隆倫を中心としたチームだった。もし、村田達が残した『毒蛇』としての伝統を受け継いでいるなら、かりゆしは地域決勝でもヤバイ存在になるだろう。 同組には天皇杯で名を挙げた松本山雅がいて、最有力と思われるが、個人的には下馬評をひっくり返して九州リーグの毒蛇ぶりの健在を見せてもらいたいと思っている。 長くなった。無駄に。 前半は主にスタメン組中心のチーム編成。中盤の制圧力が目に見えて違う。 NW北九州の中盤というのは今のJFLでもかなりのもんだと思っている。中でもやっぱり佐野選手が目立つ。パスワーク素晴らしい・・・美しい。 ただ、NWの試合を何試合か観た事がある人なら映像が浮かんでくるかもしれないが、そこまで押し込んでおきながら何故・・・、という場面が繰り返されたりする。 桑原選手が『シュートで終わろう!』と声を掛けると、僕も釣られてウンウンと頷いてしまった。 それから間もなく当の桑原選手がPAちょい手前辺りから豪快に蹴り込んで先制。有言実行。凄いヤツだ。 ちゅーか、練習試合とはいえ桑原選手のゴールという貴重なものを観てしまった。レアだぜ。 全体的に優勢、攻め込まれるシーンはほとんどなし。2,3回はあったかも知れん。それ以上あったかも知れないが特に危険と思えた印象がないんだから仕方ないね。 個人的にはCKや自陣PA近辺からのFKなど、セットプレーをガンガン受けてもらいたかったのだが、中盤で制圧しちゃうもんで、余りなかったのは残念。悪い事じゃないんだけど折角だからね。 多分、TDK戦の敗戦のショックで僕が心配症になっているだけかも知れない。 そんな感じの前半。 HT中、聞くつもりはなかったけど、新門司という場所柄、審判さん達の会話を聞いてしまった。デビルイヤーは地獄耳、まさにBRIGADEは地獄耳である。 といっても目の前だったんで・・・。 『11番(宮川)と5番(かりゆし)の押し合いがねぇ・・・』と聞こえる。要約するとこうだ。 宮川は競り合う時に腕で相手DFを押しのけようとする、だから相手DFは宮川の腕を掴んでしまう。宮川のプレーは悪質ではないが判断が難しい、と言う感じ。 宮川が目を付けられていると感じたので『そんなことないです、宮川は本当は心の優しい子なんです』と耳打ちしようかと思ったが、審判団の間で『新門司にはヤバイ奴がいる』と噂が立つのも困るので自重した。 宮川の腕っちゅーか、相手選手を押しのけるのってフツーな感じがするが。マグロで突っ込めってのかい。まぁ宮川選手は腕力もあるんだろう。ガチムチプレーが目に付くのは止むを得まい。 後半はごっそりメンバーを入れ替え、リザーブ組中心の編成。と、書くとなんだか後ろ向きな感じがするので、あえて『九州チャレンジャーズリーグで勝ちまくってるメンバー中心の編成』と書いてみる。うむ、我ながら聞こえがよい。 ただ、後半から中盤の制圧力が落ちた。かりゆしに組み立てを許している。『中盤の制圧力ってなんだよ』とツッコまれそうなので補足すると、要は判断の速さじゃないかと。 ボールを受けた時に生じるプレーの選択肢からのチョイス、その速さ。個人の差はおそらくは1,2秒の差だとは思うのだが、プレーを重ねる度にその差が大きく響いている気がする。前半組との最も大きな違いだと感じた点だ。 とはいえこちらも経験豊富な選手を揃えているのは伊達ではない。序盤、バタバタ感があったシンギ・シンヤを中心とした中盤が落ち着き始めると、なかなか良いパスが出始めた。 相手の左サイドに出たボールに、本日の審判団に注目されちゃった宮川選手がDFをブッチぎるランを見せて、中にいた長谷川選手に高速パス、ワンテンポ置いてキッチリ決めて2-0。キレイに繋がった。 長谷川選手のトラップが若干怪しかったように見えたが、ダイレクトで打つか、ワンテンポ置いてキッチリ狙うか一瞬迷ったようにも思えた。 最近のNW全体に言える事だが、シュートを外した時、或いはキーパーに止められた時の凹み具合が少し気になる。次の琉球戦ではサポーターはその辺を意識してあまり溜め息つかんようにしたい。 シュートを外してもハイテンションで。選手達の攻める気持ち、シュートを打つ意欲を萎えさせないような応援を心掛けたい。シュートを外した選手が『次はゴールにブチ込んでやる』と思えるようなサポートを。 これ、随分前から団長に言われてる事なんだけど、現場では結構難しいんだよね・・・。僕もすぐに「ああ~っ!」とか言うし。まぁ自分を戒める意味でちょっと書いてみた。 後半序盤は中盤の底から攻撃を組み立てるという重要なポジションを任され、動きの硬かった佐藤真也選手だったが、だいぶほぐれてきたのか相手の裏を取る良いパスをバシバシ出し始めた。 相手DFがアランを捉えにくそうにしている事もあって、かなり追加点のニオイが漂っていたのだが、時間もなく2-0で終了。後半組は最初はどうなるかと思ったが最後の方は良くなってたのではないか。 最後に雰囲気だが、今までの新門司にあった牧歌的なホンワカした空気はなく(あれはあれで新門司の良さだが)、良い意味でピリッとしている。秋田での敗戦でチームに何らかのスイッチは入っている。 前回のヴォルカとの練習試合の時にも書いたが、チームはやるべき事はもう判っている。あとはタイトな試合の中でどれだけ出せるか。本当にその勝負だと思う。 長々と書いちゃったけど、もうチームもサポーターも難しい事をやる必要はないね。 15日のFC琉球戦、必ず勝つ。 *最近、僕のテンションがヤバイ事もあって、マジマジと書く事が多くなってる気がする。ちょっとはユルい事を書いたほうがいいだろうか・・・。 PR |
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コメント |
今日、行こうと思った・・ら・・
起きたら10時前・・・・ 福岡市民、梅太朗、間に合わず。申し訳ねぇ。 寒かったらしいですね。 風邪ひかないように★ Re:無題
梅太郎さん、お疲れっす。福岡市から新門司まではちょっとした小旅行になってしまいますね。僕にとっては本城より新門司の方が近かったりしますけど。
じっとしてたら寒かったんですが、動いてる選手達はそうでもなかったようで、かりゆしの選手が上半身裸で頭から水を浴びてるのを見てゾッとしましたね。 相変わらずの虚弱体質ですが、15日は万全のコンディションで本城防衛決死隊に加わります。共に派手に盛り上げましょう! |
なんたって、15日は「スタメン」なので。
当日は、ため息つかない!厳禁!確かに、思わず「ああっ~」と言ってしまってますが、言ってしまった後には(極力)間髪いれず、「おっしゃー!つぎー!」と叫んでおります。 残り3試合、気合入れていきましょう! 【2009/11/1200:05】||クロマニ#9a89e7b489[ EDIT? ]
Re:このテンションで行きましょう!
クロマニさん、それは四天王総帥のネタからですね。
シュートが外れた時に「ああ~」ってなるのは仕方がないとは思うんです。人間だもの。それぐらい試合に入り込んでいるって事ですから。 大事なのはクロマニさんが言われるようにすぐに次の言葉を出すか、或いは拍手で終わるといいかも知れんですね。 ま、試合が始まってみたら、そんなこと考える余裕はないんですけどね。 残り三試合、何が起きるか、何を見るのか、怖い反面、楽しみです! |
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