2025 01,15 11:01 |
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2008 07,27 12:30 |
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今回の遠征は様々な出来事が起こり、自分の中で気持ちを整理できなくて真っ直ぐ帰る気にもなれず、小倉で解散後の帰路、何をトチ狂ったかその足で苅田の山城に登ってきました。アホですわ。 ただでさえハードだった遠征をさらにハードに締めくくった今回の旅、一回のレポートでは終わりそうもない。 ガイナーレ鳥取 1-0 ニューウェーブ北九州 北九州の選手が後ろから足を掛けられ倒されてもカードはおろかファールも取らず、鳥取の選手が同じように転ぶと「どうぞどうぞ」と言わんばかりに笛を吹いてFKを与える。確かに判断基準にブレのある審判でした。 ただし、それが勝敗を分けた決定的な要素であったかと言われればそうではありません。 ゴールを決められるチャンスは我々にも幾度となく訪れたが、我が方のミスや相手GKのファインセーブによって阻まれ、結果として負けたのです。 あのチャンスに決めていれば違った結果になっていた、それだけの話です。 試合は前半から後半中頃までは鳥取のペースに思えました。特に相手9番の速さに我が方の対応は明らかに遅れていました。 とにかくセカンドボールを拾われたり、些細なミスからボールをロストしてカウンター喰らったりとあまり良いところのない前半でした。桑原裕義選手がワイドに展開し、危険の芽を摘み取りまくっていたのが印象的ではありましたが。 後半5分頃の失点も北九州側左サイドから9番の中央への突破を許し、右のスペースで待っていた鳥取の選手にゴールを奪われてしまった。 シュートを打った選手がワンタッチを加えボールをコントロールし、狙いすましたシュートを放つ動作を見せた瞬間に失点を覚悟しましたね。 鳥取が思い描いていた形の一つであろうかと思います。 鳥取はシュートコースが空いてもすぐにはシュートを打たず、ゴール前、いわゆるバイタルエリアを横切るように短くドリブルをしてはサイドに流すというパターンが多く見られました。 北九州の選手なら迷わずシュートを打つような場面でも丁寧にサイドへ出す。 一か八かのシュートを打つのではなく崩して確実にシュートを打つというのが鳥取の思想のようでした。 右から左、左から右にと振り回されるがボールタッチが多い分、対応は充分に可能だったものの、9番の個人技が鳥取の理想の攻撃を体現させた。そんなゴールだったように思います。 では完敗だったのかと言えばそうは思いませんね。後半の終盤から北九州がペースを握り始め猛攻を仕掛けると、鳥取は守備固めからカウンター狙いの逃げ切りモードを展開、試合はさらに過熱。 特に佐藤真也選手のサイド突破からの正確なクロスは確実に相手の肝を冷やしたはずだ。 ここまでいいように揺さぶられてきた鬱憤を晴らすかのような気迫の突破にこれはやれると感じさせてくれました。 闘志をむき出して幾度となく鳥取ゴールに襲い掛かる北九州。試合結果に「IF」はタブーですが、ほんの少しシュートコースが違えば同点、逆転できていたなと。 まぁ、結果的に防ぎきった相手GKとCB3番の選手の好判断の連発を評価すべきであろうか。 ジャッジ云々は別として、北九州、鳥取の選手・サポーターみな気迫をぶつけあった好ゲームであったかと思います。 偏ったジャッジに何度も流れを切られたと恨み言を述べたとて、決められる時に決められないから敗れたのだ、終盤の得点の匂いをプンプン漂わせるほどの猛攻は見応えがあった、今日の鳥取は強かったのだと目の前の敗戦を自分の中でゆっくりと受け入れつつ、撤収作業を行っていると、背後で何やら声が。 ピッチの方を振り返ると密集した北九州の選手達の中で審判がレッドカードを掲げている。 何故だ?何が起きた?よく判らんが北九州の選手にレッドカードが出されたのは明確だった。 血の逆流を感じた後はよく憶えていない。 団長が「ピッチには絶対に降りるな」と叫んでいたり、桑原主将が我々をなだめるように両手を挙げ何かを言っていたように思う。 これまでも何度もテンパッた審判に偏ったジャッジを喰らわされてきた。しかし、それはどこのチームにもあることで北九州が特に狙われているわけではなく、決められる時に決められないからこういう望まぬ結果を招くのだと思うようにしています。 だから審判については何も書いて来なかったし、今回もこれ以上書く気はありません。 ただ、試合を観ていたサポーターは選手達と同じ気持ち、同じ苛立ちを共有していたのだという事を選手達には判っていて欲しい。 負けた悔しさは変わらん。しかし戦いはまだ続いている。 さてさて、試合以外でもいろいろあった今回の鳥取遠征、いろいろありすぎて一回では収まりそうにないので続きはまた後日書く事にします。 次回は「YELLOWBRIGADEチキチキ鳥取紀行文」をお送り致します。期待せず待たれたし。 PR |
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コメント |
本当に悔しい試合でしたね、私も帰りの夜行列車、ほとんど寝付けませんでした。切り替えましょう!!あの失点は受け入れて。。2,3点取れるような決定力がうちには必要だということですね…これからの毎試合を危機意識を持って、闘い抜きましょう。選手もわかってるはず!
PS たぐおさん、私のおやじの里は、京築です。犀川っすよ!!!最近いかないけど、行橋駅、きれいになったそうすね。。では、また、鞘が谷とかでお会いしましょう。。。 【2008/07/2812:55】||TOMMY#2a9f99be6a[ EDIT? ]
Re:お疲れでした
TOMMYさん、単独遠征お疲れ様でした。こういう悔しい試合を見た後に単独で帰路に着かれる方々の心中、察するに余りあります。
決定力とかよりもあの前半から後半序盤のいたぶられ具合が悔しくてたまらんです。思わず「いつまでなめられとるんじゃ」と叫んでしまいましたが。 今回ばかりは切り替えるというよりこの悔しさを刻み付けろという感じです。この悔しさを無かった事にしてしまうとチームとして成長出来ん気がします。 ところで犀川ですか、Jリーガーも輩出したサッカーどころやないですか。 行橋駅が大きくなったのはかなり前なんですが、少なくとも鳥取県のどの駅よりも立派であります。 今は精神的にも肉体的にも厳しい戦いが続きますが、この苦しみを味わえるのも今だけだと思ってむしろ楽しむようにしてます。 最後まで熱くやりましょう! |
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