2024 12,26 12:29 |
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2009 06,20 20:27 |
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降り注ぐ日差しと淀んだ熱気はもはや夏の様相、いやこれはもう夏と言っても過言ではない。・・・まぁ僕の記憶が確かならば、つい最近梅雨入り宣言があったはずだが、今年の梅雨は全くやる気がなくて困る。 福岡県内でもずば抜けて晴れ男・晴れ女の密集地帯である京築地方は、毎年のように渇水状態に陥り、挨拶代わりに『油木ダムがヤバイらしい』と話題になる。噂では貯水率は10%を下回ったとか。これはイカン! そんなわけで『油木ダム偵察隊』を結成してドライブがてらに今川上流を目指したのであります。 まぁ僕らが行ったところで何も変わらんけどね・・・。 以下、wikiより参照。 福岡県田川土木事務所が管理する都道府県営ダムで、高さ54.6メートルの重力式コンクリートダム。今川の治水と田川郡のかんがい、及び北九州市や京都郡への利水を目的としている補助多目的ダムであり、北九州市の水がめの一つでもある。 行橋から『源じいの森』を経由して油木ダムに至るこのルートは、適度なワイディングロードと言い訳無用のド田舎の風景を突っ切るマイナスイオンたっぷりのお気に入りの道でもある。 実は天気の良い日に、もう少し車を運転したいという気分になったらとりあえず油木ダムに行っているのだ。なんという暇人であろうか。 初めて行った時は随分遠い気がしたが、今では「ちょっとそこまで」の感覚になっている。慣れとは恐ろしいものだ。 ダムには近所の人や、明らかにダムの様子を見に来ている役所の人、ドライブがてらに立ち寄った人、ツーリングのバイカー等々、意外にたくさんの人がいる。ダム沿いの道で山菜を採ってる人もいた。釣りをしている人もいたが釣れるのだろうか。 ちなみに貯水量であるが、画像ではわかりにくいものの、実際にはダム底がうっすら見えている。 ダム建設時に水没した津野集落の橋などが既に出ていた。北九州地方の戦後復興の礎になってくれた人たちのかつての故郷。 北九州市には他にも水源が確保されているが、京都郡や行橋では油木ダムだけが頼り。僕らは毎年のように油木ダムの話をして心配をする。 ダム湖周辺を車で周ってるうちに深刻な気分になってきた。 六月としては最悪のペースで、このまま雨が降らなければ来週中には枯渇するとの事。 『油木ダム』で画像検索すれば満たされたダム湖の画像が見られる。それと見比べれば深刻さは一目瞭然だ。 全国ニュースで天気予報を伝える美人キャスターが『雨の降る心配はありません』と笑顔で言う。『雨が降らない心配もしてくれよ』と誰かが言って僕は少し笑う。京築のハードな夏はもうそこまで来ていた。 なにはともあれ、 明日は13時より本城陸上競技場にてアルテ高崎戦であります。 前節のアウェイでの水島戦を観ていないのでなんとも言えませんが、どうやら蒸し暑さに相当やられた模様。 わかるわかる。バックスタンドの我々でもキツイのだから、走り続ける選手達は尚更キツかろうて。しかし条件は相手も同じ。勝ちたいのも負けられないのも、暑いのも苦しいのも同じ。 スキルでは北九の選手達は絶対に負けていない。 スキルではない気持ちが勝敗を分けるというなら、なんでもこんかいっちゅーぐらいの強い気持ちで厳しい季節を乗り切っていこうと思う。 どんなに厳しい状況でも、情熱と笑いを兼ね備えたタフな集団、それがニューウェーブ北九州である。 PR |
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2008 12,11 21:38 |
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その昔、友人と連れ立って阿蘇へ行った帰り、大人しく中津経由で帰ればよいものを、地図上のショートカットである英彦山の脇を通リ抜ける496号線ルートで帰ろうという話になった。 時刻は深夜0時過ぎ。この時間帯の英彦山近辺は漆黒の闇、何も見えなさ過ぎて逆に見えてはいけないものが見えてしまいそうな、本当の闇。ヘッドライトに照らし出される範囲だけの世界。 途中、行橋方面と豊前方面ルートに分岐するが築城の友人を送り届ける為に豊前方面へ。山を降りたと思ったら登り始め、奥深くに足を踏み込んでいるという感覚に不安が募る。 友人達はこのルートを選択した事を既に後悔している。ハンドルを握る我輩は車中のドン引きの空気を変えようと「俺は平尾台のイニシャルT、英彦山如き屁の突っ張りもいらんですよ」と小粋なジョークを飛ばして見せるがスベリ倒しである。 一部マニアに有名な(つーかソメザイル氏が何故か知っていた)チンコ岩の近くを通過し、ようやく平地に降り立って一息ついた頃、ヘッドライトに浮かび上がった異様な光景・・・。 それは深夜1時にもなろうかという時間に遊んでいる子供達の姿。 「なんじゃアレ!?」「キモイ!」「コワイ!」と車中は大盛り上がり。 最高に楽しい京築の夜だった。 さて、この「子供達」、動かないのである。 何の事はない、地元の自治体が作った「かかし」である。 使わなくなった子供の服を利用した手作り作品なのだが、かかしにこれだけのクオリティは必要か?と思う程、生々しい、いやリアルなかかしなのだ。 この辺りは過疎化が進んでおり、小・中学校が次々と閉校していった地域で子供達が遊んでいる姿を見かける事はほとんどない。その寂しさを紛らわしたいが為のこのリアルさなのだろうか。 「ねぇ、ちょっと」と呼びかけると「なぁに?」と顔を上げてきそうな程のクオリティである。 さすがの僕も顔を覗き込む事は出来なかった。いや怖いんで。 この一箇所だけではなく、200Mぐらいに渡って道路沿いのそこかしこで彼らは遊んでいる。 京築トワイライトゾーン、そこには減っていく子供達の姿を懐かしむ大人たちの悲しくも優しい物語があったのだ。 終わり。 NWネタはないっす。すんません。 |
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2008 10,04 20:31 |
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航空自衛隊築城基地は築上郡を中心に行橋市と京都(みやこ)郡にまたがる北部九州の防衛の要となる基地。北九州空港の航空管制も請け負っているようでまさに北九州の空の番人である。 夜中にスクランブルと思われる爆音が聞こえてくると、「また韓国のクソ戦闘機が対馬に近づいてやがるな」と。ケツ蹴り上げて追い返してやれと思う。 画像は昨日の午後に部屋の窓から撮影したもの。例の墜落事故以来、久し振りに編隊飛行を見た気がする。 F-15とF-2という異機種のペアにT-4が随伴するという稀な編成。これは写真撮影しているのかな。 あまり詳しくはないんですが、F-15とF-2が同じ基地に配属されているのは築城と岐阜だけだそうです。 僕のちゃちなデジカメだと小さく見えますが、肉眼でもエアインテイクの形が判るほど低空で飛んでます。いつも頭の上を飛んでいる飛行機が墜ちたあの事故は衝撃的だった。そして寂しくもあったよ。 最近、築城基地と築上町の関係がギクシャクしていて心配。以前の基地拡張問題に引き続き、今回は築上町議会が訓練自粛の要望書を提出したとか。で、よりにもよってその翌日に訓練を再開してまた揉めたとか。仲良くしようよ、持ちつ持たれつなんだからさー、と小市民の僕は思うワケです。 来月は京築で最も人が集まるイベント、航空祭があるのに大丈夫なんだろうか。仲直りの切欠にしてね。 話は変わって今日、所用で図書館に行ったら前の駐車場の横で何やらイベントやってました。 むむっ?これは以前ブログにも書いた「神籠石カレー」ではないか!?今日が発売日やったとは。僕のアンテナも低くなったものだなぁ。売り子の姉さんがどうぞどうぞと招くので遠慮なく試食。うむ、美味いやないか。ごっつな豚肉が思った以上に良いぞ。もう少しルーの濃度が高い方がいいけど、これはこれで悪くない。 てなわけで、ちょっと割高やったが二つ(四食分)買ったよ。帰って来て調べたら確かに記事が出ちょりました。『新名物!? 神籠石カレー』 図書館前の商工会議所で販売されているそうです。 さて、NW北九州、いよいよ明日JFL再開。連携は向上しただろうか?ファッキンサポーターズは相変わらずハイテンションのままだろうか?いろいろ確かめたい事だらけですが僕は朝からキツイ・汚い・ある意味危険のKKAKの仕事に従事しております。 すでに今からテンションが低くて困る。帰って来るのは早くて18時ぐらい。僕がいない時ほど劇的な展開が起こるので楽しみに待ってますシクシク。 熱きマイハートは常に同志諸兄らと共に戦場に在り。 試合開始時刻、平尾台の方角に向かって敬礼す。そして心の中でこう問いかける。 「本城は燃えているか?」 選手達や本城に集う仲間達がその答えを知っている。 |
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2008 08,24 00:00 |
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下曽根にチラッと用事に出向いてました。サクサクッと午前中に済ませて帰りに北九州空港に寄りました。 何でも『京築神楽 in 北九州空港』というイベントがあるというチラシを見てたので、下曽根に出たついでに寄って帰るかと。つまんなかったらすぐ帰ればいいし、みたいな。 そんな不誠実な魂胆と共に路線が減ってピンチと言われる北九州空港へGO! 目を合わせると星の海へ連れて行かれるという噂があるとかないとかのメーテル様の前を競歩選手のように早足で通過、コンビニでコーヒーを買っておると二階からドンドコドンドコ音がする。 「Shit、もう始まってやがる」と慌ててエスカレーターに乗りました。 案の定、年齢層はかなり高めでしたが意外に人がいる。なんだかJAZZYなサウンドと濃ゆい和風の空気が不思議と心地良い。 ネット上でも色んな神楽舞を見ることができるので、どんなものかは大体判っているとは思うのですが、これがライブで観ると意外と面白いんです。 いや、正確に言うと「面白い」というよりやはり「心地良い」でしょうか。テレビやネットで「見る」のとライブで「観る」のとでは肌に触れる空気が違いますね。 神楽の知識はなーんもない無知な男ですけ詳しく書く事はできませんけども。 「同じ空間を共有していることの心地良さ」、ライブの魅力はこれに尽きます。 地味どころか興味深くなって、なんだかんだで三演目観てました。 毎年秋頃に「神楽の里フェスティバル」とかやってるのは知ってましたが、イメージの中で勝手に結論を出してしまって観に行ったことがありませんでした。今年は行ってみようかな、と。 ちなみに9月15日に大宰府で「京築神楽ライブ in 九州国立博物館」をやるそうな。チラッと覗いてみられてはいかがでしょうか。 さて、明日は香椎で天皇杯県代表決定戦2回戦。僕にとってはプチ遠征という事で早起きせにゃならんもんで寝ます。 そろそろ景気のええ話をしたいものです。 |
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2008 07,31 13:08 |
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鳥取からの帰り、岡山の本村(?)から山口の美祢の辺りまで寝させてもらったこともあり、小倉に着いた時にはスッカリ頭が冴えてしまっていた。 負けた試合の帰り道、一人でハンドルを握っている時はいつだって考え事をしてしまう。 一つは鳥取から一人で帰って来る仲間達の事。一つはNWがこれからどうなっていくか。そして自分はどうしたらいいのか。 頭の中で自動再生される昨夜の負け試合の映像と共に考えていると、とてもすんなり帰る気にはなれなかった。 「そうだ、山に登ろう。」 中途半端に体力が回復するからいろいろモヤモヤしてしまうのさ。 それならヘトヘトのバテバテになって家についてシャワーを浴びたら死んだように眠れるはずだ。 新北九州空港への連絡道路の途中にポッコリとした山がある。その山が昔の山城だったことは以前から知ってはいた。740年頃に築城され、戦国時代の終焉と共に廃城となったという松山城。 鳥取帰りのその足で頂上に登ってみよう。登山日和だぜ。 と、まぁ勢いだけで山の高さも、実際に登れるのかどうかすらも知らないまま、「行けば何とかなる」と寄り道ブッこいたのでございます。 まず登り口がすげぇ判りにくい。普通の民家と畑の中を通って行く感じ。 一番上の画像のところまで来た時点で少し不安になるが、撃ちてし止まんの精神を以って突撃す。 登山道は整備されてはいるが、角度が急でみるみる体力が削られていく。 途中に休憩する為の丸太の椅子がある。そうか、この山はそれなりの覚悟で登らなならん山だったか・・・。 すんません、あまりの厳しさに途中、写真は撮れませんでした。だってキツイんだもの、たぐお。 頂上付近には何やら発掘調査中の遺構があったが、どうでもいい感じになってしまっていた。 当時のものと思われる石積みの階段を駆け上がると、くまんばちの群れが出迎えてくれた。大群だ。 ちゅーか確実に巣があるだろってレベルの大群だ。 僕はノルマンディーに上陸した兵士のように身をかがめて広場を抜け、見晴らしの良い場所を目指した。 ここで初めて山の高さを知る。高さ130m。登山距離381m。大したことないようで大したことあった。 381mを走るとしんどいよね。それを上に登るんだからそりゃあバテますわ。冷静に考えたなら小学生でも判る事実であったが、当時の僕は山に登りたい一心で脳の回転がシンプルになっていたのだ。 画像は松山城跡から見た苅田・行橋方面。マイ・タウン。奥が英彦山。 小倉方面。左側奥が皿倉山(らしい)。真ん中の山は足立山。 手前がウェービー君の故郷、曽根干潟。 ウェービー君はいませんでした。ちゅーかいるほうが珍しいワケだが。 画面を右にスライドさせると北九州空港の連絡橋が見えるのだが、くまんばちの群れが頭上を飛び交う為、集中できん。 それ以前に直射日光を受けてめまいがしてきた。久し振りに命の危険を感じる。帰ろう。再び身をかがめ、くまんばちの群れの真下をすり抜ける。 今度は381mを駆け下りねばならないが、下りの時は足への衝撃が登りの時よりも強く、足場の悪さもあって落下しそうになる。重力と速度を考慮しながら足を下ろすが一歩ごとに足の裏に激痛が走る。 遠足は帰るまでが遠足である。同じように遠征もまた家に帰るまでが遠征なのだ。 つまり、まだこの時点で僕の鳥取遠征は終わっていない。死ぬわけにはいかん。 ここで死んだら「アイツは鳥取に行ったはずなのに、なぜ苅田の山で死んでいたのか」と真夏のミステリーに書き加えられてしまう。 どちらかと言えば、僕はミステリーの現場に颯爽と現れ、「謎は全て解けた!」とか言うほうがいい。死体で登場など御免こうむる。 なんて下らない妄想をしているうちに無事に下山。見た目以上にキツイ山だった。 近くの自販機でスポーツドリンクを買い、逃げるように10号線を南に下って無事に家に辿りついたのでございます。 教訓:1、真っ直ぐ家に帰る :2、思いつきで山に登らない どうやらまた一つ賢くなったようだ。 余談ですが曽根干潟にいなかったウェービー君、こんなところにいました。 次節は8月3日(日)15:00より鞘ヶ谷にてTDK SC戦。 その時間でも相当の蒸し暑さの中での試合になるでしょう。 サッカーをするのも観るのもハードな季節、それでもなおハードな応援を続ける仲間達の奮闘とその無事を祈らずにはいられない。 例えこの身は離れていても、我が魂、常に同志諸兄らと共に在り。 |
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