2025 01,18 14:07 |
|
2008 06,09 11:58 |
|
前編
2・本城の現状 上画像は本城陸上競技場です。この写真をまさかこんな事に使うとは。 便宜上、ポイントごとにA~Gを当てました。 (D)は前編に出てきたBRIGADEの巣窟である喫煙所。アウェイサポーターの近くである事に注目。 現在は入場口以外のゲートは開放されておりません。 およそほとんどのホームサポーター、アウェイサポーターはメインスタンド(A)に出た後、南ゲート側の階段を下りてゴール裏(B)を通過し、アウェイサポーター側(C)、ホームサポーター側(F)の位置に入ります。 (G)はピッチレベルに降りてしまう為に封鎖されており、必然的に反時計回りの動きになります。 つまり(A)~(C)までの長い距離をホームとアウェイのサポーターは顔を合わせながら歩くことになります。 今までは問題はありませんでした。 それはサポーター同士の「暗黙の了解」が守られていた為であります。 「暗黙の了解」とは、 1・相手サポーターとの接触は慎重に行う 2・基本的に相手を挑発しない の2点であると個人的に解釈しております。 ただしこれはサポーターの良心のみに頼った紳士協定に過ぎず、昨日のように一方的に破棄された場合は即座に「敵対者」として認識されます。 暗黙の了解が破られてなお接触があった場合、極端な話が先日の浦和レッズ-ガンバ大阪戦の乱闘のような状況にまで発展しかねません。 レッズ-ガンバの例は規模が大きい為ピンと来ないかも知れませんが基本は同じです。 もし、仮に上記画像(E)のゲートを開けずに、通常通りアウェイサポーター側を通過して正面入り口に戻った場合、我々と栃木サポーターとの間に何が起きてもおかしくない状況でした。 3・システム上の安全確保 以上のように現在の本城ではトラブルが充分に起きうる状況であります。 今まで大きなトラブルが起きなかったのは我々がアウェイサポーターを挑発しなかったこと、これまでのアウェイサポーターもまた紳士的であったことなど、お互いが暗黙の了解を守っていたに過ぎません。 事実、僕は鳥取のサポーターの方と二人で(A)~(C)を話しながら歩き、試合後も鳥取のサポーターと「お疲れさま」「次はバードスタジアムで」と終始友好的な関係でありました。 しかし、栃木とは乱闘寸前になっていた。 なんの脈絡もなくわざわざ北九州側に来てまで挑発した栃木が異常だったのか、ブチ切れた北九州が大人げなかったのか、或いは両方なのかは判りませんが、サポーターの良心に頼った安全確保の限界がここにあります。 双方が接触し得る環境である以上は、仮に衝突が起こったとしても、それは「不測の事態」ではなく「予測し得た事態」であったと判断されるでしょう。 本城におけるシステム上の安全確保は一切行われていないのが現状です。 何も衝突の危険があるのはいわゆるコアサポーターだけではなく、世の中には一般の家族連れにまで挑発するサポーターグループも存在します。 仮に負傷者が出た場合、クラブが運営上の責任を問われた時に法的防衛はどこまで可能だろうか。 4・サポーターの配置について いろいろ書いてきましたが、ここでようやく提案です。 ・予測されるトラブル回避の為、ホームサポーターとアウェイサポーターの位置を入れ替える ・(E)のゲートを毎試合開放しアウェイサポーター用ゲートとする 現状、ホームサポーターは定位置まで行くのに競技場をほぼ一周する事になります。 アウェイサポーターなら一年に一回のアウェイの洗礼として許容範囲内であると思われますが如何。 また上記画像を見て判るように、今のホームエリアよりアウェイエリアの方が中央にある為、メインスタンドにダイレクトに声が響く上に試合も見易い。 さらに(B)のエリアは夏場は木陰になり一般の観客が入りやすいため、現在のアウェイエリアに我々が陣取った場合、去年のメインスタンドのような一体感を声出しに参加せずとも身近に味わえる環境になります。 ホームの観客から離れたところに我々がいて、ホームの観客の近いところにアウェイサポーターが陣取る現在の状況では我々と一般のサポーターの方たちとの分離を感じずにはいられません。 我々にとって今の本城はアウェイ並みに厳しい状況であります。 もし我々が現在のアウェイエリアに変更になった場合、今以上のホーム感を出す事が出来るのではないかと考えています。 例え数が少なくとも、高密度な一体感が去年の本城にはありました。 その上で、上記(E)のゲートをアウェイサポーター専用として開放することにより、アウェイサポーターとホームサポーターの不必要な接触を避けることが出来ます。 近づかなければ良いだけで、何かしら交流を望む人は自己責任でその状況に入ることになり、トラブルが発生した際のクラブ側の責任も軽減されるのではないでしょうか。少なくとも現状よりは。 まぁ、運営に携わる方達が仮にこのブログを読んだとしても気にも留めないかも知れませんが。 このブログは本来、北九州の選手やサポーターがJFLをどのように戦い、そこで何を感じたかを書き留め、サポーター同志諸氏の士気の高揚と興味の持続を促す事を目的としている為、このような記事を書くことは本来は僕の望むところではありません。 今僕が気にしているのは先日の敗戦により、選手達が必要以上に自信を無くしていないか、サポーター同志の皆さんのテンションが落ちていないかという点です。 次からはいつものようにやります。 PR |
|
コメント |
始めまして。カターレサポのいちももパパと申します。開幕戦の際には、遠いところを御越し頂き誠に有難うございます。来る6月29日北九州のホーム本城にお邪魔させて頂きます。おそらく、こちらは10人程度と少人数になるとは思いますが、選手と共に90分間戦い、勝利を持ち帰る所存です。お互い、力の限り戦いましょう。
さて、開幕戦の際に、北九州サポーターの目の前を富山側の一般客が多数通り過ぎるという、其方からしてみれば挑発行為と受け取れる状況があったことに関して、遅ればせながら、この場を借りてお詫び申し上げます。確かに、其方の指摘された通り、富山には「サッカーを見る」という文化が未だ未発達なため、あのような状況となってしまったのだと思います。次節からは相手サポーター側には極力富山側のものが行かないようにスタッフが誘導しているようです。(尚、現在我々はホームゴール裏入り口より入場しており、メイン入り口は一般客及びアウェーサポーターが入場しております。飲食物売り場・喫煙所はメイン入り口付近にあり、そこではホーム・アウェーサポが混在している状況です。JFLの間は基本的にはこのままで行くと思われます。) 今回北九州での栃木戦において、なにやら揉め事があったようですが、以前アローズが五福で栃木に勝った後、栃木サポがアローズサポ側に殴りこんできたことがあったそうです。私は、そのとき居なかったので、くわしい背景はわかりませんが、栃木サポには非常に熱い人がいますので、よく気を配らないといけません。今年の富山-栃木戦は、開幕戦と同じ県総合で行われましたが、栃木サポがバス3台で来場すると聞き、急遽通常は使わないアウェー側の入り口を開けて出入りしてもらうことになりました。取りあえず、野次も聞こえず(県総合は無駄にデカイので、少々の声では聞こえないのですが)特に揉め事も無かったようですが、栃木サポは割りときれいな応援をしていたように思います。 北九州への遠征組とメンバーが違ったのか、はたまた其方の熱いサポに過剰に反応してしまったのか、事情は良くわかりませんが、Jに上がったらもっと凄い面子が自分たちのホームに押しかけてくる事を考えると、十分な心構えと対応が必要だと思わせる出来事でしたね。 それでは、6月29日本城でお会いしましょう。 【2008/06/0917:42】||いちももパパ#92dc327323[ EDIT? ]
Re:無題
コメントありがとうございます。カターレですか、懐かしいですね。
あの開幕戦からお互い色々あったことと思います。 僕はサポーターとして少し考えが変わってきたかも知れません。 正直、今の北九の涙と笑いのスタイルに疑問を感じ始めてます。 アビスパや長崎のスタイルはあながち間違いでもないかなとか。 栃木サポーターに関してですが「其方の熱いサポに過剰に反応してしまったのか」と書かれていますが試合前に我々の方に来ての挑発行為でしたので我々が原因というのはありえません。 当時も本人達に「意味がわからん」と言いましたが今でもわからん。単純にケンカがしたかったのでしょうか? ケンカしそうには見えない普通のおじさん達だったんですよ。むしろ周りから見れば我々の方が絡んでるように見えたぐらいで。 栃木に別に興味はありませんが、またこちらに接触して来るようなら「ああ、やっぱり我々とケンカがしたかったのか」と判断するのみです。 >十分な心構えと対応が必要 この部分に関しては全く同意見です。運営に関してですが、僕は「富山と岡山はJに上がる準備ができているように見えた」とも書いてますね。富山の競技場は立派でしたし、スタッフの連携も素晴らしかったとも書いた記憶があります。 ちなみに本城に来られて運営上、何かしらの不都合が生じた場合は本当の事を遠慮なく言って下さい。アウェイサポーターが言う方がよっぽど聞いてくれるはず。 問題は北九州ですかね。 今回のような事がJFLでも起こりうるという事を想定もしていなければ、「5千人入ったらどうするか」ということすら想定していないと感じます。 あまり書くと感情的になるのでこの辺にします。 本城へは気をつけていらして下さい。書いてますけど我々の方から挑発することは一切ありませんので。 |
誤解を受けそうなので補足しますが、僕にとっては栃木のことはどうでもいいんですよね、実際の話が。
むしろホームに厳しくアウェーに優しく、さらに状況によっては事件も起こりうる北九州ホームの運営体勢についてなんとかしてちょーだいよという記事であるちゅーのをご理解頂きたいですね。 我々がアウェーサポーターを挑発して事件を起こした事がないので信用されているのかも知れませんし、信用に答えたいけども、仕掛けてくる相手にはやるかもよと。 我々を追い出しても根本的な解決にならんので、こうしたらもっと良いホームになると思うんだけど、ちゅー話です。 【2008/06/0920:25】||京築(管理人)#92d94f4f6f[ EDIT? ]
|
富山さんは、あの後から
早速動きがあったのですね 経験を次に生かす 素晴らしい運営陣ですね。 【2008/06/0920:29】||NONAME#8d45abffb0[ EDIT? ]
Re:無題
富山のスタッフの話を聞いたら「何もかも初めての事で」とか言ってましたね。その謙虚さこそが富山の長所なのかな、と。
|
そんな事がありましたか?
暇な時にでも、調査に行って みますわ!! ちなみに、今月は昔の仲間 に恩を返す為、鹿島に行ってきます。 2年前、新聞沙汰にはなりませんでしたが、乱闘事件の当事者として乗り込んできます。 では、武蔵野で!! 【2008/06/0922:49】||ジーノ#991bdb52d3[ EDIT? ]
Re:無題
ジーノさん、お疲れ様です。ただ、個人を探し出さないけんほどの決定的な衝突は避けられてますけ、調査等は不要です。
ちゅーか、視点を置くのはそこではなくてですね、以前から僕が本城の運営について思っていた事にあります。いつかは書きたいと思っていたところに、たまたま良い実例が発生したので良いタイミングであると判断したに過ぎません。 少なくとも「本城」を知っている人なら誰でも思う部分かとは思います。 まぁ自分がその実例に関わってしまうというのは確かに誤算でしたが・・・。 |
はじめまして。takaと申します。
今回、はじめてバクスタに参加しましたが、仕事のためギリギリ試合前に来たものですから、何があったかは知りませんでした。ただ、途中で怪我人に対して非紳士的な発言が向こうさんのほうからあったのは覚えています。 今回チャントに参加したのは、メインにいて、ホームの声が遠すぎて、アウェイのサポの声のほうが近かったからです。 流経大のときは、サポはナシだろうと思っていたので(おまけに早退しなければならなかった)メインで見ていましたが、今回ばかりは相手の声量がメインを冷やすだろうと思ったので、加勢したしだいであります。 今後のことは、京築さんのおっしゃったとおり、今のアウェイの位置に陣取るのが効果的だと思います。 メイン民は、一緒に乗りたいのに乗れない、という少しシレっとした空気があります。 鞘ヶ谷のような、サポ側に行きやすい環境なら、みんな来ると思います。(実際第2節はそうでしたよね) 【2008/06/0923:26】||taka#99b570e985[ EDIT? ]
Re:同意見です
先日はお疲れ様でした。初参加があのような雰囲気になって良かったのか、悪かったのかはお任せしますが、我々は暴力や挑発を肯定しているわけではないと言う事を多少なりともご理解頂ければ幸いです。
今回の提案についてですが、僕はこれで何かが変わるとは思っていませんね、正直なトコロ。所詮は一サポーターがブログで書いたたわごととでも言いましょうか、喉元過ぎれば何とやらになりそうな予感です。 ただ今の時点でこういう意見があったという記録になれば良いです。 北九州の観客は何も考えずに観ているわけではないという記録です。 感じているし考えてもいる。誰もが。 |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |