2025 01,15 23:40 |
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2008 07,20 21:06 |
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照りつける日差しはもはや殺人的、雲が太陽を覆い隠すことを祈る一日でした。先日の琉球戦と違って雲が多かった為、多少はマシでしたが、やはりこの時期のこの時間は相当にキツイ。 太陽に焼かれるピッチ上の選手達の苦しさは如何ばかりであったか。 ニューウェーブ北九州 2-0 三菱水島FC 本城ファッキンサマーシリーズ第二戦、見事な勝利でした!とはいえ炎天下で大声を出していると頭が朦朧として内容を正確に憶えている自信がありませんが・・・。 前半は水島がよく頑張ってるという印象。ただシュート精度が低い為、失点の恐怖はほとんど感じませんでした。 後半に入った途端に上空の雲が切れ、狂った太陽が容赦ない熱線を浴びせやがる。 急激に上がる気温に比例して急激に消耗してゆく我々。あの時間帯、ピッチ上の選手達もきつかったろう・・・。 とはいえNWの選手達はそれほど運動量が落ちたようには見えませんでした。 特に両サイドからの斬り崩しは序盤から最後まで続けられ、相当なプレッシャーを与えることが出来たのではなかろうか。 一度、右サイドの崩しから真ん中にいた日高選手へパスが通ってシュート、あわやゴールという場面が見られて間もなく、似たような形で日高選手が今度こそゴール。 ほぼ中央、ペナルティエリアのやや外側からズバン!みたいな感じだったと記憶しています。 ゴールを決めた日高選手がバックスタンド側へ走ってきて我々を煽ってくれました。これはテンションが上がった。正直、この時間帯、我々は例外なくバテバテだったのですが、日高選手が「もっとアゲろ」と言わんばかりに何度も両手を上げて煽ってくれたおかげで脳内でドーパミンが大量放出、暑さや疲れが吹き飛びましたね。 先制した時点で水島側のプレーにけだるさが出てきた。この厳しいコンディションで苦しいのは相手も一緒。 それでもNWの選手達はまだ動けている。 さらにトドメを刺すかのように河内選手、藤吉選手、永野選手と闘志を全面に出すタイプの選手を投入。「これはもらった」と確信しました。 包囲して消耗させた敵陣地に特殊部隊を送り込んだような確信。 そして河内選手のゴール。パーフェクツ! 試合内容に関しては評価に個人差はあるでしょうが、僕の中ではズバリ完勝と言ってよいかと思いました。 このクソ暑い中でも皆ホント良く動いてたと思います。ジョージ監督のNWは局面に合わせて選手のポジションがめまぐるしく変化するんですが、ダレずによく走っていましたよ。 そんな中、印象に残った選手を。まぁゴールを決めた選手だけで恐縮ですが。 #8 日高 智樹 選手 去年のバスツアー初参加時にバスの中で、初対面の団長から「どの選手が良いか」という質問を受けたのですが、僕は特に好きな選手というのはなかったものの、咄嗟に「日高」と答えた思い出がありますね。 初めて見た本城での試合、中盤の底を支えながら、味方が攻めあぐねているとスルスルと前へ上がってミドルシュートをぶっ放す。 それも苦し紛れではなく正確に枠内を捉えているので相手DFも警戒してラインを上げざるを得なくなったりとか、いろいろ試合のバランスを考えているなという印象だけでしたが。 「日高」と答えると、それまで僕をガン無視していたブルーノ氏が前の席から身を乗り出して僕の顔を見、団長は「へぇ・・・シブイね・・・。」とふざけるでもなく含みのある一言をつぶやくなど、一瞬、答えを間違えたのかと冷や汗をかいた覚えがあります。 なにせ当時は日高選手がどんな選手かサッパリでしたから。なんとなく印象に残っていただけで。 今は思う。あの時、「日高」と答えたのは正解だったんだな、と。 今日、どうしても生で見たかった日高選手のゴールを初めて見ました。実に爽快な決勝ゴールでありました。 #26 河内 勇太 選手 今日、試合が始まる前にFちゃんママ様と少しお話をしたんですが、その時に河内選手の話もしましたね。 誰もがバテバテになるこの季節にこそ河内のような選手が必要であると。 Fちゃんママ様は河内選手に池元選手(横浜FC)の姿を重ねておられるようでした。 交代出場した直後から期待通りの全力疾走、派手にスッ転んだ時は故障明けなのにトバし過ぎではないかと思った程。 でも安心した。ジェフリザーブズ戦以降、戦線を離脱してから随分経った気がして、河内選手が以前の勢いを失ってはいないかと心配していましたが、杞憂に終わったようです。 四天王総帥曰く「アイツは試合に飢えていたな」と。まさにそんな感じ。 全力疾走、全力突破、変わらぬそのスタイルに頼もしささえ感じられて嬉しかったです。 河内選手がサブにいると知った時、みんなが期待した。河内選手が交代で入った時、みんなの期待は膨らんだ。そしてそれに応えるかのような全力プレー、そしてゴール。盛り上がらないワケがない。 まだまだ成長できる選手ですが、変にお利口さんなFWにならずにこのままのスタイルで突っ走って欲しいですね。 あと、藤吉選手、出場時間は短かったもののキレはありました。ただ本人、不完全燃焼のようで試合後も一人ひたすら走り込んでましたね。 年齢的にも精神的にも中堅からベテランの領域に入りつつある宮川選手の好調振り、若い河内選手の自分の限界を試すようなエネルギッシュなプレーが、超ベテランの藤吉選手に良い刺激を与えてくれているようにと願う。 いやぁ、勝って当たり前の試合といえば確かにそうなんですが、なんかこう、意外にっちゅーか、かなり盛り上がりを感じた試合でした。僕の中で。 次はガイナーレ鳥取戦、このテンションで行って来ます。 PR |
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