2025 01,31 06:20 |
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2009 04,29 22:19 |
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基本的に解りやすいタイトルを、と常々思っておりますが、今日、本陸にいた全ての人の身に起きた出来事を正確に言い表すのは至難の業である。果たしてあの瞬間の空気を人類の言語で表現できるのだろうか。一つだけ確実に言える。NW北九州にはスタンド使いがいる。 '09JFL第8節 ニューウェーブ北九州 2-0 FC刈谷 FC刈谷は昨年までのガチムチなイメージが無くなってコンパクトなイメージ。序盤、こちらもミスはあったが刈谷の方がミスが多く、付け入る隙は十二分にあり、「これは点が取れるな」と早々に感じられる滑り出しだった。 先制点は片野選手が相手左サイド奥深くからオーバー気味に上げたクロスボールを相手GKが手に当て、こぼれたところを長谷川選手が頭でドン!今日のNWの選手はさすがに気合が入っているようで負ける気がしない。川鍋選手が若干あっぷあっぷ状態だったかなとは思うものの、まぁそれでも体を張って喰らいついていた。水原選手からケツを叩かれて気持ちが入ったかな。 それ以上に刈谷のDFラインがあたふたしているように見え、後半開始まもなく突破を仕掛けた長谷川選手が倒されて相手にイエロー、と思ったらレッドカードが出て驚き。あ、二枚目だったんかと初めて気づいた。 全体的にアグレッシブだった事で相手のプレーが後手に回っていたからこその展開だろうか。今日はチームの前に向かう気持ちが出ていたように思う。 さて、こうなると圧倒的に有利かと言えば、同時に「負けも引き分けも許されない」「むしろ圧勝しろ」的な空気になると攻めが大雑把になる事が往々にして起こり得る。起こり得るっちゅーかそうなってしまってた。 刈谷は中盤に人数を掛けて北九州の展開の自由を奪うようにしているようにも見受けられ、シュートに至る前のプレーを潰されている気がした。 「負けることはない、と思うが、1点差のままでは『もしや』があり得る」という予感が漂い始めた頃に宮川選手のトドメのゴールが決まり勝負あり。どうしても欲しかった追加点を決めるべき人が決めたので盛り上がった。 支配率が高かった為、もう1点は欲しかったという気持ちもあるものの、そこは刈谷が上手くかわしていたのかなと解釈しています。 これから厳しい季節になり、1勝または1敗の価値がヘビーになるにつれ、心が軋みを上げる時もあるかも知れませんが、今更何を恐れる必要があろうか。むしろ楽しみ。ドンとこんかい。 では今日印象に残った選手を少し・・・ちゅーかアイツのアレが一番だが試合にはあまり関係ないので後回し。 #3 伊藤琢矢 選手 & #5 桑原裕義 選手 今日はなぜか攻撃陣より守備陣が目に付きました。特にこの二人。伊藤選手は試合中でも味方に厳しい声掛けをするが、個人的にはアリ。 伊藤選手と桑原選手は二人とも自分にもチームメイトにもストイックさを要求してそうなので相当に意見がぶつかり合っているのではないかと推察されますが、お互い大人の選手として良い方向に向けているのかな・・・と期待できる内容でした。 まぁそもそも二人が意見をぶつけ合ってるかどうかは知りませんけど、ええ、僕の勝手な印象です。この二人の連係が成熟されると自陣バイタルエリアでの制圧力が飛躍的に伸びそうな気がする。今後、この二人の連携にも注視したい。 #11 宮川大輔 選手 現在、ゴールを量産しているのは長谷川選手なんですが、僕の中では長谷川選手は「ストライカー」というイメージではなくて、エイム能力が異常に高い「ハンター」というイメージなんす。長谷川選手が天性のハンターなら、宮川選手は生粋のストライカー。僕の中では。 長谷川選手がゴールを決めるとシュートやシュートに入る前のプレー、ポジショニングの上手さに関心してしまう感じなんですが、宮川選手のゴールには理屈抜きの気持ち良さがある。上手く表現出来ませんが破壊的な北九州最強FW。 あと、我々の特攻隊長、河内選手。HPが0になっても声援次第で全力疾走してしまうゾンビキャラ振りは健在。久しくゴールが無い事は本人が一番良く判っているだろうが、応援し甲斐のある選手なだけにその全力疾走に見合う結果が付いて来る日を多くの人が待っている。 まぁ今日は内容的に快勝と言って良いかなと思います。強引なまとめですんません。 【特別枠】#2 タチコ 選手 『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画があって、その中に『ディオ』というキャラクターがいる。その男、『ザ・ワールド』というスタンド(超能力のようなもの)で時間を止めたりする反則的に強いラスボスである。 そんな超能力のようなものなど架空の話だと思っておりましたが、今日、タチコが『ザ・ワールド』を使うのを観た。 両チームの選手・スタッフ・審判・サポーター、本陸にいた全ての人の時が止まる中、タチコだけが無人のピッチを走り抜けていった。あの時、目の前で何が起きているのかを瞬時に理解出来た者はいない。 タチコ選手のスタンドが炸裂した直後、一転攻勢を受けてしまったがコレは誰も責められない。北九州の選手もサポーターもこみ上げてくる笑いと怒りをどうしたらいいのか判らなかった。 で、ここからは真面目な話なんですが、あの瞬間、本当に集中力と緊張感が切れたと思う。選手、というか我々観客が特にそうだった。あの時間帯、最も失点する危険があったと思うが、選手達がすぐに集中力と緊張感を取り戻すのが目に見えるようだった。 結果、攻撃をかわして無失点勝利に繋げたが、あの切り替えは冗談抜きで素晴らしかったと本当に思う。無失点で終わったから笑い話で済むけどさー。 ちなみに試合後に行われた練習試合ではタチコ選手がゴールを決めた。北九州には切れ味の鋭すぎる諸刃の剣がある。 とにかく今日は総合的に見て選手達はタフだった。 *今日はいっぱい写真を撮ったんですが、揃いも揃ってネタ写真ばっかりでした。少しでも本陸の空気が伝わるような写真を・・・と思っていたのに。 画像は九州リーグ時代から北九州サポーターのマスコットガールとして活躍して来られたFちゃんと、初めてお会いしたシドー一族の方々。髪をバッサリ切って「少女」から「まぁ少女」になってしまったFちゃん。中身変わらず。 PR |
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コメント |
mi tachico nani sitano?
totemo kininarimasu. watasinokoto oboetemsuka? Re:kininarimasu
Yeah,I remember you,Mr.OGY.
issyun honkide taticoyome kato omoimasita.abunai,abunai. hisasiburino BRIGADEsiki comment arigatogzaimasu.FXXK YOU. つーか遅延行為っす。しかもありえないレベルの。 |
私も昨日、黄色のクラブが勝つのを見ました。楽しいですね、ここの人達は。ま、相手は来年J2にやってきそうな隣の青いクラブで、私的にはビミョウな感じでしたが・・・。
さて、そんな事より、私にはたまらんごつ気になっちょる事があります。タチコが何をしたかより気になる、それは昨日より豊前市最大のイベント「八屋祇園」が始まっちょんのですよ。これに参加できんのは、NW見れんのよりくやしい。遥か彼方の東京より時計を見ては、今あれがこうなっちょるって思うちょって、 今は八屋祇園のHPも出来てて、それを見ては思い出しちょります。 さて、こんな話がNW北九州にどうつながるのかと言うと、うちの区内では言わんけんが、隣の区では言うのよね「ヤッサヤレ」を。 正確には「ヤッサヤレ、ヤレヤレ、ヤーヤレ、ヤレヤレ」なんやけど・・・・・。 最近アウェイでは、ヤッサヤレで点が取れちょらんので、週末は祇園に参加できん鬱憤を晴らすべく暴れようと思うちょる次第でおんのよ。 ちなみに、我が「八屋祇園」は日本全国で一番早く開催される祇園祭りであります。暇やったらHPを探してみて頂戴。うちん家は、「本町区」やけん。 【2009/04/3021:50】||ジーノ#991bdb23db[ EDIT? ]
Re:ヤッサヤレ!!
お疲れ様っす。まるで僕に行って来いと言わんばかりの豊前アピールですが、残念な事に今年のGWは例年にも増してタイトなスケジュールで身動き取れません。しばらくお休みしている京築探検隊も夏頃には再始動したいですね。
週末は鳴り物ナシのタフな応援になると思いますが、京築勢としては豊前ボーイズに思いを託すのみです。派手に盛り上げてやって下さい! |
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