2025 01,15 02:39 |
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2009 08,18 16:47 |
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さて、世間一般は夏休みという事で、ちょっと趣旨を変えてみようかしらん。無論、僕には夏休みとか全く関係ないんだけど。 忙しい忙しいと言いながらも先日、小倉に映画を観に行ったザンス。特別観たいものがあったわけではないが、たまに無性に映画館で映画を観たくなるのであります。 観に行ったのは『サマーウォーズ』というアニメーション映画。大人が観ても面白いという前評判と「小惑星探査機はやぶさ」が出るという話で選んだものの、映画館にはやはり中高生多し。 やはり選択をミスったかとも思ったが、もはや後戻りは出来ない。空気になって観続けようと覚悟を決める。それはいいんだが、ただ、二列後ろの中学生とおぼしきメガネと坊主の二人組みが気になって仕方がなかった。 派手なシーンになる度に話し声が聞こえてくる。ボウズがメガネの方に今のシーンの感想をいちいち報告してやがるのだ。感想は観終わってからでいいだろうがと。 おもむろに立ち上がって『おいボウズ、オレはオマエの部屋で映画観てんじゃねーんだぜ!』とビシャッといわしたろうかと思ったが、冷静に考えれば三十路の男がアニメーション映画を観ていて中学生にキレようものなら激イタ野郎になりかねんという自制心が働いたので、勘弁してやることにした。メガネの方がボウズをスルーして静かに観ていたのが救いである。ボウズ、命拾いしたな・・・。 映画の方は意外にも本当に面白かった。ちゅーか実写でやってもいいんやないのかな。事件はネット上で起きるのだが、やがて現実社会に影響を与え始める中、暴走するAIを喰い止めようとする主人公達の頑張りが心に残る爽やかな娯楽作品である。 現実と仮想世界のあいまいになりつつある境界線を手法として上手く使った作品だったが、とかく目に映るモニターだけに囚われがちのネット上でも、その向こうにいる現実の人達は見失わないようにしたいものである、なんてことをふと思ったりもして。家族で楽しめる映画だった。 ちなみに舞台となるのは長野県。上田とか松本とかの地名が出てくるたびに、上田ジェンシャンや松本山雅は今どうなってるんだろうかなどと思いながら観ていた僕は変わり者なんだろう。 さて、非常に後味の良い映画だったのだが、甘いものを食べると辛いものが食べたくなるというか、無性に攻撃的な映画が観たくなってしまった。そんなワケで、帰りのその足で近所のツタヤへGO。 借りたのは以前から気になってはいたが観ようかどうか迷っていた『東京残酷警察』。『サマーウォーズ』とは真逆の爽やかさのカケラもない和製B級スプラッター映画である。 中には公式サイトの予告ムービーだけでおなかいっぱいになられる人も多いかと思うが、あの予告編はこの作品の魅力を伝え損ねている。 バイオレンスジャックやカランバなどのオマージュとも言えるシーンや、およそ信じ難い設定を更に信じ難い展開で説得力を持たせようとする強引さ、ブラックユーモア溢れる劇中CM、板尾創路を始めとするキャストの怪演が、出色の無茶振り映画に仕上げていた。 家族で観る事は絶対にオススメ出来ない。が、しかし久し振りに笑えた良質(?)のB級映画だった。 ただし、この映画を面白いと感じる人達(僕を含めて)は多少なりとも人間性に問題があると思われるので精神面のケアだけは忘れないようにして頂きたい。 こうして『サマーウォーズ』と『東京残酷警察』を同じ日に観ておなかいっぱい胸いっぱいのお盆でありました。たまにはこういう脱線ネタも楽でいい。 さてさて、次のリーグ戦まで3週間ぐらい空いて、間に天皇杯県予選があるわけですな。県予選を一回戦からやるという事で、余計な消耗を恐れる向きもありますが、いまいち殻を破りきれない感じの今、むしろいいタイミングで県予選に入ったかなと思うちょります。 昨年の今頃は既に失速が始まっていて、リーグ戦はかなり厳しく、『天皇杯予選にて福岡県内の大学勢を打ち破って本選へ進み、NW北九州を県下及び全国に知らしめるべし』をという目標を掲げて天皇杯に乗り込んだものです。 本陸サブグラウンドから福岡、長崎を経由して仙台へと続いたこの天皇杯で、不思議と調子を取り戻したようにも思いますね。今年は大分を経由して山形ですか。また東北が呼んでいるようだが・・・うーむ。 22日から始まる今年の県予選ではサブに甘んじている選手達もガンガン起用して欲しいですね。『笑顔が最高に恐い男NO.1』のGK船津も観られるかも知れん。 練習試合ではなく天皇杯県予選という公式の試合を通じて、今一度チームの態勢を整える良い機会としたいものです。 先の事はともあれ、まずは22日の1回戦ですな。僕の周辺で何も起きなければ僕もいます。 画像は武蔵野戦の際のS.G.R1号長女さん。リラックマのぬいみぐるみを持って試合観戦かと思いきやS.G.R1号Jr.くんだった。耳が光っていた。Jr.クンの行く末に幸多からんことを祈るばかりである。 PR |
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