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本日は北九州地方は豪雪でありました。 しかしながら野心溢るる当ブログに於いてはそんなお天気ネタなど、どスルーなのであります。 「長文ばかりでウザイ」と思われていそうですが、神経を逆撫でるが如く、今夜も長文を垂れ流したいと思います。 この写真は地域決勝大会決勝ラウンドが行われた熊谷における二日目、FC Mi-oびわこ戦の一コマです。写真は広島で出会ったファジアーノ岡山のナイスガイなサポーターさんから頂いたもので、僕が撮影したワケでも写っているワケでもありません。なぜか。 それは行ってないからです。 ニューウェーブ北九州唯一の京築地域のサポーター不肖タグピョン、どうしても避けられない仕事の為、熊谷には行けなかったのであります。 この一件でワタクシ、腹黒バックレ小隊副隊長に任命されたのであります。 小洒落たジョークはさておき、本題です。 なぜ観てもいないこの試合が「昨シーズン最も印象に残った試合」なのか。 この日、僕はびわこには勝てると確信しておりました。いや、勝たねばならない、万が一にも負けた場合、JFL昇格は絶望的なものになる、そんな戦いで北九が負けるワケがないと。 その日の夜には試合の写真が方々に出回っておりました。そこには知った顔が幾つもありました。 いつもバカ話をして笑っていた人達の、真剣な眼差しの先で起こっていた現実は、負けてはならない試合での敗戦でした。 現地に居る人達は結果が出た瞬間に何を思っていたのだろうか、今何を思って夜を過ごしているのだろうかと思うと、地元に残っている自分が情けないやら悔しいやらで涙が出ましたね…。 それまで僕は歓喜の瞬間にこそ、みんなと一緒に居て共に喜びたいとばかり思っていました。でも今は少し違う。仲間が絶望的な状況に在る時、一人離れているのはこんなにもつらいものなのかと、絶望の瞬間にこそ、みんなと一緒に居たいと思うようになった。 価値観が少し変わった日でありました。 そんな理由からこの試合を「昨シーズン最も印象に残った試合」に選びました。 さて、結果的に北九州は最終日、バンディオンセ神戸を2-0で撃破し、逆転昇格を決めたワケですが、その模様はニュースでも放送されました。 びわこ戦の後、熱い声援を送り続ける北九州サポーター達を見て、心から誇らしく思いました。彼らは絶望などしていないし、腐っても折れてもいない。さすがであります。 帰還した勇者達から土産話を聞きましたが、あの苦しい状況下に於いても、相変わらず悪ノリかましまくってたご様子。さすがすぎます。 なにはともあれ、僕はあの決勝ラウンドの熊谷に集結した全ての北九州サポーター達に対して、最大級の尊敬と感謝の念を抱いているのであります。