2025 01,24 14:14 |
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2009 08,02 01:12 |
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まぁ聞いておくれ。お盆まで、鳥取戦のある15日を含めて休みが3日しかないっす。ちなみにその3日の休みのうちの1日が今日だった。 その休みの午前中に研修資料の作成とやらを行う。これって僕の仕事だろうか、ちゅーか休みにやらないかんのか、人はどこから来てどこへ行くのだろうかなどと考えているうちに13時になる。 いかん、今日は苅田の病院に入院中のバァ様の面会に行く日だったと本陸へ行く準備をして家を出る。点滴やら酸素吸入やらしているバァさまは意外に元気であった。 「ばーちゃん、僕が来たよ、誰か判る?」と声を掛けるとバァ様は「おお、マサオ!よう来ちくれた!」と嬉しそうだ。そんなに喜んでくれると僕も嬉しい。ただ一つ残念なのは僕はマサオじゃないという事だ。 その後、苅田から直接、本城へ向かう。北九州市ではわっしょいが始まるせいかパトカーを頻繁に見かけた。まぁ安全運転で知られる僕には関係のない話だ。 本城へ着くと既にいつものヨゴレメンバーがいた。昼からフットサルをやり続けていたらしい。これ、ホームゲームのたんびにやるつもりだろうか。 隣接するサブグラウンドでの練習を終えたドグラス選手が怪しげな男と談笑している・・・と、思ったら団長だった。あまりに珍しい2ショットに思わず撮影。『勝手に撮るなよ、迷惑だ』などと言いながら、実に板についたVサインである。 この頃に到着した腹黒氏がソメザイル氏より『遅刻してくるヤツは粗チン野郎』とばかりに言葉責めを受けている。一歩間違えれば僕がやられていた。ホームではこれがあるから油断出来ない。 横断幕の設置の為、競技場内に入る。主力ヨゴレメンバーがこの時間にこれだけ集まっているというのも珍しい、という事で思わず撮影。 OGY氏が持っているカゴは本当は僕が運んでいたが撮影のために持ってもらった。OGY氏が微妙にカメラを意識していてイヤラシイ。 さて、八月の正念場シリーズ第一弾、横河武蔵野戦は双方にとって非常に重要な試合だったのだが、どうにも審判の判定基準のブレっぷりに、北九州の選手も武蔵野の選手もやりづらかったのではなかろうか。 僕も審判の曖昧さには慣れているつもりだったが、この試合の審判には軽くイラッときた。あまり審判がどうだとか言いたくないけども。 '09JFL後期第5節 ニューウェーブ北九州 2-2 横河武蔵野 ここ最近のNW北九州を観ていて思うのはチームとしての士気の高さだろうか。今日も90分走り続けていた。結果は引き分けだったが、この士気の高さを維持できるなら、幾らでも挽回できそうな気がする。 この試合、相手の10番が割りと自由だったことや、CBの28番(だったと思う)が最後の壁になってかなり難しさを感じた序盤だった。 北九州がラインを上げたところを裏にスポーンと抜けるボールが何度かあった為、悪い予感はしていたが、実にあっさり先制点を許してしまう。 しかし不思議と負ける気はしない。そう確信を持って思えるほど今のNWの選手達は士気が高い。嵐のような猛攻はすぐに始まった。波状攻撃を弾かれたかに見えたがボールを拾った関選手が相手バイタルエリアを横切りながらシュート一閃、武蔵野ゴールに突き刺す。 めっさ気持ちのええゴールやった。まだ同点なのだがバックスタンドではモッシュダイブ祭りが開かれて、いきなりビショ濡れになってしまった。チームの気迫がゴールに結びつくのだから実に気持ちがいい。などと思っていたらどこからか飛んできたボールが武蔵野ゴールにズドン、ソッコーで逆転。 今の北九州にはこの勢いがある。実に攻撃的。 しかし後半入って間もなく、北九のゴールキックだと思ったボールが武蔵野のコーナーに変わる。 北九の選手達も驚いて審判にアピールするが受け入れられずそのままコーナーキック、ターゲットに見えた手前の選手の裏に走り込んできた本命に合わせられて同点となってしまった。 が、まだ負ける気はしなかった。事実、その後も北九州は攻撃の手を全く緩めず武蔵野ゴールに襲い掛かっている。結果的にはゴールを奪えずそのまま引き分けに終わってしまったが、よくキレずに攻め続けたと僕は思っている。 以前はどう攻めたらいいのか判らないといった手詰まり感があったが今は、コイツを抜いたら、或いは今のパスが繋がっていたら決定的だったと思えるシーンが増えたように思う。 攻性の士気の高さ、勢い、テンションみたいなものは今後も引き続き継続して頂きたい。優勝を狙う今、引き分けは確かに残念ではあるが悲観するような残念さではなく、『チィッ仕留め損ねたか』という非常に攻撃的な意味での残念さである。 まだまだ正念場の8月は始まったばかりである。 重光選手が昨日、誕生日だったそうな。 重要な試合を勝利で飾り、喜びを分かち合いたいところだったが引き分けに終わってしまった事に引け目を感じている様子だった。 非常にファンを大事にする選手なので気にするなと言っても気にするのかも知れないが、前述した通り、全く悲観する内容ではないので、胸を張ってこれからの正念場に臨んで頂きたい。 言い忘れたが誕生日おめでとう。故郷で誕生日を迎えるのはいつ以来なんだろうか。サッカー選手は大変だ。 試合後はみんなで一斉に撤収作業。別に手伝う義務なんてないんだけれど、たくさんの人達が協力してくれている光景にちょっぴり感動。 十数年ぶりに福岡県民に復帰されたジーノ氏も、これまで少数精鋭で踏ん張ってきたアウェイの日々を思い出してか『ホームはいいなぁ・・・』とぽつり。 本陸を北九イエローで埋め尽くすまで、アウェイに大軍送り込めるようになるまで、今は気付いている人達だけでホーム本城を盛り上げていきたい。そのお手伝いをしたいと願っている。 PR |
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2009 07,26 08:15 |
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友人が小倉の病院に入院する事になった。以前、検査入院をしていたが、その結果が思わしくなかったらしい。 入院中はかなりヘビーな投薬治療が行われ、副作用も確実にあるという。「いやー参っちゃったよ」的な笑みを浮かべて話すその瞳の奥に、隠しきれない不安と寂しさを見た。 そんな時に「頑張れ」とか「大丈夫」とか、当たり前の言葉しか出ない自分のヘボさが頭にくる。僕はこんなリアルな瞬間には本当に役に立たない男である。 去ってゆく友人の背中を見ながら思った。よし、コイツを笑わせてやろう。入院の退屈も寂しさも、病気への不安も苦しみも吹き飛ばすほどに。 まずは僕の変態的文章スキルを駆使した迷惑メールで腹をよじらせてやるわ。僕がネガティブの果てで手に入れたスーパーポジティブスイッチはこういう時の為にあるのだ。 そんなこんなの昨日でしたが、遠く愛知県で行われたFC刈谷戦、帰宅直前にFママ様より、年バレ上等の古いネタ満載メールで勝利を知りました。ありがとうございます。 帰宅してパソコンで詳細をチェック、宮川2ゴールと日高のゴールで3-0の勝利。上出来! 特に宮川選手のガチムチっぷりが目に浮かぶようだ。前半0-0という辺りに佐野選手不在の影響も垣間見えるが、それでもこうして無失点で戦果を挙げてくるのは素晴らしい。 これで次節の横河武蔵野戦はビッグゲームになった。 JFL頂上作戦の第一段階、『4位以内進入・確保』を達成し、第二段階『2位を確保しSAGAWA追撃体勢を取れ』に突入したと言える。頂上、即ち1位、はっきり言えば『優勝』を狙える位置まで来ている今、武蔵野戦は再び分岐点になるような予感がする。 今季の分岐点と言えば前期のガイナーレ鳥取戦が挙げられるが、状況はまるで違う。 鳥取戦の時は勝てば上位にしがみつけるが、負ければ中位の泥沼に落ち込んでしまうという分水嶺での大一番だった。あの時、鳥取に成す術なく敗れ去っていたなら、大きな流れを失っていただろうが、選手・サポーター共にハイテンションで踏ん張る事が出来た。 鳥取戦で本気モードに入り、高崎戦後に決戦モードに切り替わったようにも思う。 その流れの中で迎える次節、横川武蔵野戦は上位対決となり、首位をひた走るSAGAWA SHIGAを追撃する権利を賭けたトップレベルの分岐点となる。前期アウェイでの試合は完敗に近かったと聞いているが、冗談抜きに決戦モードに入った今のNW北九州なら、前期の結果を覆す事は可能である。 今季は本当に負けられない戦い、勝たなければならない試合が続いて、実にタフなシーズンになっているが、このタフな戦線に身を置けるのは上位の特権であるとして味わってしまおう。 無論、山あり谷あり、この夏を不敗で乗り切るのは至難の業であるから、どこかで足踏みをするかも知れないが、しつこく、しぶとく一戦一戦に喰らい付いてこの戦線を維持しよう。 8月1日(土)18:00より、本城陸上競技場にてJFL上位直接対決、横川武蔵野FC戦。 北九州にとってJリーグはもはや夢ではなく、明日の現実である。それを高らかに宣言する試合になるだろう。 *画像はFちゃん(名前を伏せる必要はあるんだろうかと最近思い始めた)とシドー一族のコラボ。4月のホームでの刈谷戦の時に撮影。何気にシドー一族も僕を警戒している。 |
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2009 07,24 23:51 |
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連日、掟破りのハードワークである。給料以上の労働を強いられているのではないかと疑問を感じつつ帰宅。もはやブログを更新する気力もない。 しかし『いや、全国300万の読者が僕の更新を今か今かと待っているに違いない』と魂を振り絞ってパソコンを立ち上げる。 キュイーンという小生意気な音を立てて起動するパソコンの前で、いつものようにブシャッとビールを開け、一気に飲み干す。OK、テンション上がってきた!これなら更新出来る!と息巻いたのもつかの間、パソコンがサクサク動き出す頃にはものっすごい眠気に襲われて、『あわてないあわてない、一休み一休み』と横になったが最後、後はもう夢の中・・・。 みたいな毎日を送ってました。とりあえず『オマエそれ間違ってるだろ』とツッコまれそうな所を太字にしてみましたがいかがでしょうか、大体ビンゴかと思います。まぁ今日も飲んだんですけどね。 それにしてもこの雨である。つい一ヶ月前、雨が降らないと嘆いていた京築人どもをあざ笑うかのような降りっぷりである。ほどほどという言葉を知らんのかと。 画像は2・3日前の仕事帰りにぶらりと立ち寄った油木ダム(ぶらりって距離でもないが)。 先月、貯水率10%を切って渇水対策本部まで立ち上がった油木ダムも、おかげさまで70%以上に回復したようです。さらにこのアホほど降りよる雨でもう少し回復しそうです。どうやら夏場に取水制限やら、お百姓さん達の醜い水争いやらにカチ会わずに済みそうなので、もう雨はほどほどにして下さい。お願いします。 ちなみに先月の油木ダムの様子はこちら。 ところで、NW北九州がアウェイに出向くと雨が降って、ホームに帰って来ると晴れる、みたいな気がするのは僕だけだろうか。たまたまなのかも知れないが・・・。 そして明日の刈谷方面の天気は曇り時々雨だそうな。まぁこの期に及んで天気がどうとか言うちょる場合やないけども。 遠征される皆様はどうか事故だけは起こさぬよう、安全第一で現地入り・勝ち点3奪取・北九帰還を成し遂げて頂きたいものである。 無論、刈谷へ向かう北九ファッキンサポーターズの面々は歴戦の猛者揃いである故、余計な心配はしていないが、時々、もし彼らがいなくなったら誰がアウェイに行くんだろうと、ふと思う時に、どうか無事に帰って来てくれと祈らずにはいられないのである。北九州にとって、また僕にとっても必要で重要なファッキンサポーターズなのだ。 ちなみに次の本城での武蔵野戦、99%確定。 何気にここまでホーム皆勤中だ。途中、前半だけとか後半だけとかあるけれど、なにはともあれ皆勤中なのである。異論反論オブジェクションの類は一切受け付けない。あとは武蔵野戦まで何も起きてくれるなよと。 まぁ先の事より明日の事。 明日、刈谷で挙げる勝利は北九州がJFL上位陣の一角である事を証明し確保する1勝になるだろう。昨年は終始JFLの脇役で終わったNW北九州、今年は最前線に踊り出る。最前線の最激戦地へ。明日はその一歩を踏み出す日。 ・・・そんな日に僕は仕事である。さらに帰りが遅くなる事が確定している為、前日の今から既に僕のテンションはドンずべりであるが、帰宅した時に勝利の報せが舞い込んでいる事を切に願っている。 |
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2009 07,21 20:10 |
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画像は試合終了後、バックスタンドの男衆がバシバシ外した横断幕やたすきを片付けておられる女性陣。 働く女性は輝いてますな。この頃僕は何をしていたかと言うと四天王総帥と一ヶ月振りの再会を喜んで熱い抱擁を交わしておりました。 遠くから総帥を見つけ、名前を呼びながら駆けていくと、総帥は握手をしようと手を出してくる。それを見た僕はそんなの関係ねぇとばかりに容赦なく抱きつこうとする。 えっ、抱きついてくるの!?と戸惑いの表情を浮かべながらも僕の抱擁という名のタックルを受け止めてくれる総帥はまさに同期の桜、同じモノを見てきた同志であります。 女性陣に後片付けをやらせておいてオマエは何をやっているんだとお叱りを受けそうな、涙涙のエピソードであります。いや、ちゃんと僕もやってますマジで。 さて、レディースデーとは言いながら、実質、男の熱い友情祭りと化したソニー仙台戦。その熱い余韻にいつまでも浸っていたいのはヤマヤマなれど、Jリーグを目指すNW北九州に思い出に生きる余裕などない。 我々は確かに上位陣の一角に名を連ねているが、混戦を極める今年のJFLはもはやバトルロワイアル、振り向けば誰かがこちらを蹴落とそうと構えている。決して油断する事なく、この忍耐を試されるリーグで上位に張ったこの戦線を維持しなくてはならない。 次節FC刈谷戦では当方の主力選手である佐野選手を累積で欠く事になる。攻守に渡って北九州のダイナモであった佐野選手不在の影響は、相手がどこであろうと少なからずあるだろう。が、代わりに出場する選手達もまた修羅場をくぐってきた強者であると確信している。 対するFC刈谷、かつて運動量にモノを言わせた迫力は鳴りを潜め、今シーズンは敗戦に次ぐ敗戦で低迷している。客観的に見るならば、例え佐野選手不在であってもキッチリ勝つべき相手であろうか。 主力選手の戦線離脱はこの先、何度も起こり得る事で、いや、絶対にあるので、そういう時にこれまで試合に出られなかった選手、出る時間の短かった選手が自らの存在証明を立てる事、それこそがこの混戦を極めるJFLを生き抜く鍵であるかと思われる。 大丈夫、現在サブメンバーに甘んじている選手達の士気は高い。むしろ『オレの出番はまだか』と奮い立っておることだろう。ここは容赦なく刈谷を撃破し、2位横河武蔵野の肩に手を掛けたい。 ・・・さて、FC刈谷と言えば他チームのサポーターながら当ブログに度々登場してきたカリヤ氏を思い出す。 FC刈谷のサポーターさん達は非常にユニークなエナジーで動いている人達だが、チーム自体がJFLから脱落しそうになっている今、何を思っているだろうか。彼らを知らなければ刈谷を蹴散らす事だけを考えていたところではあるが・・・。 北九州がJリーグ参入を決めれば刈谷が救われるという話も聞いた。しかし僕にとってはそんなもんは結果論に過ぎん。『それはそれ、これはこれ』の精神で、今は泣いて刈谷を斬り、SAGAWA SHIGAを追撃する、それだけを考えたい。 日本各地で様々なチームの、様々なサポーターの、様々なドラマが展開されているJFL。 たかが3部リーグと侮る事なかれ、そこに情熱を持って動く者がいる限り、必ず物語は生まれる。 北九州は北九州の物語を、涙と笑い、苦悩と歓喜の狭間で揺れ動きながら紡いでゆくのみである。 今、NW北九州がやっている事、本城に集う人達がやっている事は、突き詰めればそういう事なんだろう。うん、きっとそうだ。 *ちなみに刈谷戦、毎度の事ながら僕は留守番です。その次の一大血戦となる武蔵野戦は恐らく確保できております。が、その後の日程は不明。お盆過ぎから半端なく忙しくなる予定。どうなるかは判りませんができる限りの事はしようと思います。 |
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2009 07,19 07:32 |
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仕事が終わって誰よりも早く職場を飛び出したBRIGADE京築。駐車場に向かう途中に女性職員から声を掛けられる。最近、勤務する部署が変わった僕に、仕事中に顔を合わせる機会がなくなって寂しいと言う。この急いでいる時になんというモテっぷり、西ヤンに見せたいぜ! そんな思わぬ足止めを喰らったものの、とにかく今は本城へ向かうのだ。平尾台に沈むあの夕日の下で仲間達が戦っている。 数多いる北九サポーターの中でも恐らくガチで最もセーフティドライバーの僕だが大丈夫だ、無理に飛ばす必要はない、流れにさえ乗っていれば後半に間に合う、そんな一心で香春をぶち抜き小倉に進入。土曜のこの時間、登りはかなり順調である。 とはいえ、八幡に入った辺りから長い信号待ちが続く。その前に並ぶ車列を見ながら、『これは本当に残り10分とかになるかもしれん』と諦めの心が頭をもたげ始めた。いや、それでも本城へ行こう、あの太陽が沈むまでに本陸に着けばよいとポジティブスイッチを入れる。はやる気持ちを抑えつつの安全運転は男の修行である。 本陸第二駐車場についた時点で確か19時チョイだったかと思う。煌々と照る本陸の照明、聞こえてくる北九州コールと歓声、車を停めた瞬間からもう抑えられずダッシュでゲートに向かう。 難敵ソニー仙台相手に我が方はどんな戦いを展開しているのだろうか、勝っているのか負けているのか、点差は?それとも同点なのか?全ての答えはゲートの向こうだ!と思っていたら、もぎりのスタッフから1-0で勝っていると教えられる。ガッデム、なんてネタバレスタッフだ。 本陸のメインスタンドに上がった時、試合は一進一退の攻防になっていた。 来る途中、北九州各所で祭りが開かれていたが、意外に観客は多い。試合中にメインスタンドにいる事自体が久し振りで、メインスタンドの雰囲気を把握。結構盛り上がっている。バックスタンドの声も思っていたよりよく響いていてなんだか嬉しい。夕闇迫る本陸は新鮮なニオイがした。 '09JFL後期第三節 ニューウェーブ北九州 1-0 ソニー仙台 まるで最初からいました的な空気を出しつつ、しれっとバックスタンドに混ざる。OGY氏より得点者の名前を聞き状況把握、聞けば前半はかなり優勢だったとの事。 佐野選手のパスがキレキレである。これはパスの受け手の動きも良いからなのだろう、と思っていたが次第に劣勢ではないかと感じ始めた。 特に宮川選手を下げて前線のキープ力が落ちたか、ソニー仙台の横へ横へのパスから縦へ大きく放り込んでくる攻撃が繰り返され始め、昨年の悪夢が頭をよぎる。スーパープレーをするわけではないが、基本に忠実な、そしてシンプルなソニー仙台の攻撃に、北九州はこれまでの3試合で7失点を喫している。 それでも北九州の選手達の集中は続いている。個々の選手がキッチリ対応しているので、これは守り切れると思い始めた時間帯にまさかのPK。しかもレッドカードが出たようだ。 呆然とした。何が起きたのかは正確には判らないが、北九の選手が審判に詰め寄り、ソニー仙台の選手が淡々とPKの準備をしている光景に、ただただ呆然としていた。 笛が吹かれてPKが始まったがボールが見えない。ゴールに入った様子もない。もう蹴ったのか?と凝視した瞬間に歓声、止めたな!まるで北九州のゴールが決まったような歓声。いわゆるコロコロPKみたいなもんだったんだろうか、北九州の手からこぼれかけた勝ち点3を水原選手は自らの手で止めた。 その後も続いたソニー仙台の攻撃を凌いで試合終了、散々苦しめられてきた難敵ソニー仙台を撃破し、4位以内をキープ、非常に価値ある1勝を挙げた。 今回、軽い強行軍だったが、行って良かった。ええもん見た。 本陸ナイトゲーム第一弾は執念で勝利を手繰り寄せる、実にNW北九州らしい試合だった。 後半からしか観てないのでアレですが、印象に残った選手を少し。 # 1 水原大樹選手 水原選手が守ったのはゴールという目に見えるものだけではなく、こぼれかけた北九州の勝利、リーグ4位以内、本陸に来た2000人の願い、あやうくサゲ○ンの汚名を被るところだった僕のチ○○、そして結果的にPKを与えてしまった片野選手の心と名誉という、目には見えない大事なものを守ったと言える。 個人的にはあのPKセーブの後、味方のクリアがよりにもよってゴール正面の相手選手の足元にスポンと収まって、まともに打ち込まれたシュートを弾き出したセービングが特に印象に残った。なんという集中力。 試合後、手で顔を覆う23番の肩に手をかけ語りかける水原選手は実に頼もしい男・・・漢であった。 *動画を確認、youtubeのikasuminw氏より拝借致しました。いかすみ氏は神出鬼没やなぁ。 後は#16 重光選手の頑張りも目に付いた。プレーがいちいちアツくていいなぁ。それと決勝点を決めたという川鍋選手。相変わらず裏を取られがちだが、彼はポテンシャル以上のパフォーマンスを見せてくれている。 まぁ後半からしか観てないので全体像を把握しづらいが、気迫は充分といった感じだった。 さて、そろそろ北九州の選手の出場停止がぽつぽつと出始める模様。 夏に総力戦になるのは覚悟の上。 今、試合に出ていない選手や、スタメンから外れている選手達にも必ず出番が来る。総力戦の中でこそチームの成熟度や本当のタフさが証明されるのだろうが、NW北九州はタフなチームであると確信している。 横断幕の撤去を手伝う翔太くん。横顔は見れば見るほど昔の僕にそっくりである。実に可愛らしい。悲しいのは、未だに彼の中では僕は不審者扱いだという事だろうか。 『一体なんなのこのオッサン』みたいな視線が、ほどよく気持ち良くなってきている今日この頃であります。 |
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