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2009 08,27 00:39 |
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本当は今日やっておいた方がいいんだけれど、しんどいので次の休日にしよう・・・なんて事を繰り返していたら、今日中にやらなきゃいけないっちゅー事だらけになってて朝から走り回る、そんな一日でした。 バッタバタで本陸へ入ると、声出し部隊はわずかに6人。覚悟はしていたがスゲーぜ。その昔、一人でやってた事もあると言う団長殿は特に気にも留めてないようで金粉の話から始まって「人類を超越しそうな勢いだ」的な話に続き、ワールドワイドな野望を語っておられる。さすがである。 とはいえこんな状況になるのは恐らくこれが最後だろうとみんなで笑う。もう・・・ないだろう。実際、試合開始直前にはいつもの面々が続々と合流、さらに試合終了までに仕事帰りで着の身着のまま駆けつけた人達を含めて、終わってみれば6人どころの話じゃなくなっていた。 少しずつ、少しずつ根付いていけばいいね。 第13回福岡県サッカー選手権大会準決勝 ニューウェーブ北九州 4-1 福岡教育大学 JFLを戦うスターティングメンバーをずらりと並べたNW北九州。さらになぜか福教大より遥かにやる気に満ちている。なんということでしょう、NWはマジでガチだったのです。 前半は福教大はやる気がないのかな?と思えてしまうほどに福教大のサッカーをさせなかった。キックオフ直後のワンプレーから宮川選手が先制点を挙げて主導権を握り終始攻め続けた。福教大はペースを乱されたせいか、パスもクロスも精度が低い。時折繰り出すカウンターも恐さはない。 去年まであった『もう少し頑張ればNW北九州には勝てるかもしれない』などという大学勢の予感を、この前半は微塵も感じさせない容赦ない試合運びだった。 福教大にしてみれば散々な前半で、さすがにハーフタイムに檄が飛んだのだろうか、後半に入るとボールを受けたら素早く出して繋ぐ、という意図が見られ、幾度となくNWゴールを襲う。が、水原選手が立て続けにビッグセーブ、福教大の選手達は『最後の砦』の存在を感じたはずだ。あの集中力と反射神経、素晴らしい。 後半に入ってからはお互いに点差など関係ねぇとばかりに1点を狙ったサッカーを展開、特に福教大はスピードを活かした良い攻めを見せていた。1失点と数枚の黄色いカードとNWにとっては少し苦い後半だった。 観ていてやっぱりNWの選手達の方が体格がゴツイ。フィジカルの差があり過ぎたか、JFLのリーグ戦ならそれぐらいでOK、ってな当たりでも相手が潰れてファールになってしまう為にやりづらそうではあったけど。(NWのフィジカルコンタクトは結構激しい方らしいが・・・) それにしても選手達はもちろんジョージ監督も異常に本気モードだった。この大人げのなさ、嫌いではない。相手がどこだろうが貪欲に勝ちにいく姿勢、これはチーム内外を活性化させ、リーグ戦にも好影響を与えるはず。 さて、決勝は大学勢の中でもトップクラスの強豪、福岡大に決定、ついでに天皇杯本選出場も決まった模様。今日の試合でリーグ戦のスタメン組が出たので、福大との試合には控え組が出るのだろうか?それともミックスしてくるだろうか。 個人的には2試合フル出場の佐野選手を休ませつつ、共立大との試合に出たメンツ主体で福大とやるのも見応えあるかな、なんて思ったりして。僕は仕事で行けないけど。どうなんだろ。 今日印象に残ったのは佐野選手の負けず嫌いっぷりと中嶋選手のゴール。僕が雄大のゴールを観たのは去年の武蔵野戦以来だろうか。どういうわけか雄大のゴールはカッコええなぁ。 こう、なんちゅーか古賀とか永野とか雄大とか、あの辺の選手達が活躍するとちょっと嬉しい。九州リーグ優勝に貢献して、地域決勝突破、JFL昇格を成し遂げてくれた選手達にはきっとずっと特別な感情を抱き続けるんだろう。 もちろん、手探り状態だったJFL初年度で、目覚しい活躍をしてJFLでも戦えるという自信と勇気を与えてくれた冨士選手や佐藤真也選手にもまだまだ大暴れしてもらいたい。今日、残り10分を切って投入されてからチームの為に走り続けた藤吉選手のゴールも観たい。 僕のNWへの要望は多いが、天皇杯もJFLもまだ試合はたくさん残っている。叶えるチャンスは幾らでも残っているのでやってもらおうか。 PR |
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2009 08,23 00:42 |
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なんつーかこう、仕事でパソコンを使うミッションを課せられるようになってからというもの、プライベートでパソコンを使うのが億劫になって困る。開くのもメンドっちぃぐらいに。 休みの日でもバタバタと走り回ってた吾輩、午後からは入院中のばぁちゃまのトコロに行く。と、ばーちゃんの妹と名乗る女性と鉢合わせになった。向こうは僕を知っていたが僕にとっては初めて会う人だった。曽根に住んでいるという。僕の前の職場が下曽根だったのだが、まさかそんな近場に知らない親戚が住んでいたなんてと驚き。 下関から北九州、行橋・中津・宇佐、そして豊後高田と姫島に至る地域から色んな親戚がばぁちゃんの見舞いに来ている。この地域に僕の親戚がアホほど住んでいる事は知っていたが濃ゆいわ。周防灘の九州側沿岸こそ僕のホームだ。 さて、そんなこんなで今日も今日とて本城まで疾走、いつもより病院に長居してしまったせいで開場後の到着となった。メインスタンドに上がるとバックスタンドにBRIGADEの姿がない。見ると九州リーグ時代のようにメインスタンドのホーム側に陣を敷いていた。実に懐かしい光景である。 久し振りに会う四天王総帥とも「懐かしい」「懐かしい」と語り合う。「今日の客入りは大隈NIFS戦レベル」「いや、ヴォルカ鹿児島戦レベルやなかろうか」などと話していたが、予想外に多かったような気がする。 そんな余計な事を考える余裕さえあった天皇杯福岡県代表決定戦一回戦、ところが蓋を開けて見れば意外にマジになってしまった僕だったのです。 第13回福岡県サッカー選手権大会一回戦 ニューウェーブ北九州 4-1 九州共立大学 JFL前期日程終了時点で4位以内に入っていなかったので、天皇杯本選出場権を得る為に、本大会を一回戦から勝ち抜かなならんワケですが、結果としてそれはそれで良かったなと思う次第です。 というのも、サブメンバー主体で臨んだ今日の試合では明らかに試合勘が鈍っている選手が何人か見受けられた。TRMではない真剣勝負を繰り返して、いろいろと思い出してもらおう。 前半の最初の方は中盤を制圧して切り崩そうという意思が見られたものの、すぐに放り込みっぽいサッカーになってしまった感あり。何せパスの精度が低い上に、前線でキープ出来ないもんだから面として制圧するのが難しい。結局は個人技頼りみたいな。 タチコ選手のヘッドで先制して1-0で折り返したが、評価としては厳しい前半だったのではなかろうか。控え組主体とはいえスキルも経験も、そして体格もNWの方が一回り上のはずなのに、ほぼ互角の印象ってどういうことなの・・・。 後半早々にゴリゴリ押し込まれて同点ゴールを許す。『オイオイオイオイ』というスタンドの空気、試合を観ているスタメン組もさすがに笑えないといった感じでアップしている。 直後に河内選手がPA内で倒されてPKを取る。振り切ればキーパーと1対1という状況もあって相手選手が一発レッド。これでパワーバランスは完全に崩れた。個人的には今日は最後まで11人対11人でやって欲しかったが、まぁ勝負は勝負なのだ。 そのPKを決めて2-1、その後も猛攻を加え10分ほどで2点を追加し、終わってみれば4-1の圧勝だった。とはいえ相手が10人になるまでの内容がイマイチという事もあって今日の試合は評価しづらいが、大会は始まったばかりなので、今JFLでサブに甘んじている選手達はこの大会で名を挙げ、9月のJFLに張り切って登場してもらいたいものだ。 それでも4点目となる佐野選手のFKの見事さや、久し振りに登場した古賀選手の頑張りで、気分よく本陸を後に出来た。 正直、「古賀をひいき目で見ている」と言われても仕方ないとは思うものの、今日の古賀選手は良かったと思いませんか。どうなの。 なんというかこう、「ヒーローになろう」とかいうプレーではなく、「自分に出来る精一杯をやろう」というプレーに好感が持てるというか、相変わらず走らされるキャラクターだが、リーグ戦に出られなくても腐らずによく走ってるなと思うんですわ。 あきらめずにボールを追いかけてチャンスを作り出していたし、惜しいシュートもあったし、信義が決めていればアシストやったんやなかろうか。古賀選手の頑張りに触発されたか、前半に動きの悪かった何人かの選手は後半よくなってた気もする。あくまで主観だけども。 と言いつつ一番印象に残った選手は佐野選手。いつもに比べて力を抜いているようにも見えたがこの働き。あのねじ込むようなフリーキックは今日のハイライトか。ええもん見た。 さて、次は26日(水)18:00からですか。相手は福教大?すんません、わからんす。 平日という事もあって今日ほど観客はおらんでしょうが、僕は行きます。逆にレベスタでの決勝は行けないんですけども、26日に行けない人達の分まで一肌でも二肌でも脱いで盛り上げたいと思います。場合によっては全裸になってもいいっす。いや精神的な意味で。 意外に面白い天皇杯県予選、今年はリーグ戦重視で天皇杯は流していいかな、なんて思ってても、いざ始まってみるとムキになっちゃう北九州。こうなったら行けるとこまで行きますか。 |
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2009 08,02 01:12 |
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まぁ聞いておくれ。お盆まで、鳥取戦のある15日を含めて休みが3日しかないっす。ちなみにその3日の休みのうちの1日が今日だった。 その休みの午前中に研修資料の作成とやらを行う。これって僕の仕事だろうか、ちゅーか休みにやらないかんのか、人はどこから来てどこへ行くのだろうかなどと考えているうちに13時になる。 いかん、今日は苅田の病院に入院中のバァ様の面会に行く日だったと本陸へ行く準備をして家を出る。点滴やら酸素吸入やらしているバァさまは意外に元気であった。 「ばーちゃん、僕が来たよ、誰か判る?」と声を掛けるとバァ様は「おお、マサオ!よう来ちくれた!」と嬉しそうだ。そんなに喜んでくれると僕も嬉しい。ただ一つ残念なのは僕はマサオじゃないという事だ。 その後、苅田から直接、本城へ向かう。北九州市ではわっしょいが始まるせいかパトカーを頻繁に見かけた。まぁ安全運転で知られる僕には関係のない話だ。 本城へ着くと既にいつものヨゴレメンバーがいた。昼からフットサルをやり続けていたらしい。これ、ホームゲームのたんびにやるつもりだろうか。 隣接するサブグラウンドでの練習を終えたドグラス選手が怪しげな男と談笑している・・・と、思ったら団長だった。あまりに珍しい2ショットに思わず撮影。『勝手に撮るなよ、迷惑だ』などと言いながら、実に板についたVサインである。 この頃に到着した腹黒氏がソメザイル氏より『遅刻してくるヤツは粗チン野郎』とばかりに言葉責めを受けている。一歩間違えれば僕がやられていた。ホームではこれがあるから油断出来ない。 横断幕の設置の為、競技場内に入る。主力ヨゴレメンバーがこの時間にこれだけ集まっているというのも珍しい、という事で思わず撮影。 OGY氏が持っているカゴは本当は僕が運んでいたが撮影のために持ってもらった。OGY氏が微妙にカメラを意識していてイヤラシイ。 さて、八月の正念場シリーズ第一弾、横河武蔵野戦は双方にとって非常に重要な試合だったのだが、どうにも審判の判定基準のブレっぷりに、北九州の選手も武蔵野の選手もやりづらかったのではなかろうか。 僕も審判の曖昧さには慣れているつもりだったが、この試合の審判には軽くイラッときた。あまり審判がどうだとか言いたくないけども。 '09JFL後期第5節 ニューウェーブ北九州 2-2 横河武蔵野 ここ最近のNW北九州を観ていて思うのはチームとしての士気の高さだろうか。今日も90分走り続けていた。結果は引き分けだったが、この士気の高さを維持できるなら、幾らでも挽回できそうな気がする。 この試合、相手の10番が割りと自由だったことや、CBの28番(だったと思う)が最後の壁になってかなり難しさを感じた序盤だった。 北九州がラインを上げたところを裏にスポーンと抜けるボールが何度かあった為、悪い予感はしていたが、実にあっさり先制点を許してしまう。 しかし不思議と負ける気はしない。そう確信を持って思えるほど今のNWの選手達は士気が高い。嵐のような猛攻はすぐに始まった。波状攻撃を弾かれたかに見えたがボールを拾った関選手が相手バイタルエリアを横切りながらシュート一閃、武蔵野ゴールに突き刺す。 めっさ気持ちのええゴールやった。まだ同点なのだがバックスタンドではモッシュダイブ祭りが開かれて、いきなりビショ濡れになってしまった。チームの気迫がゴールに結びつくのだから実に気持ちがいい。などと思っていたらどこからか飛んできたボールが武蔵野ゴールにズドン、ソッコーで逆転。 今の北九州にはこの勢いがある。実に攻撃的。 しかし後半入って間もなく、北九のゴールキックだと思ったボールが武蔵野のコーナーに変わる。 北九の選手達も驚いて審判にアピールするが受け入れられずそのままコーナーキック、ターゲットに見えた手前の選手の裏に走り込んできた本命に合わせられて同点となってしまった。 が、まだ負ける気はしなかった。事実、その後も北九州は攻撃の手を全く緩めず武蔵野ゴールに襲い掛かっている。結果的にはゴールを奪えずそのまま引き分けに終わってしまったが、よくキレずに攻め続けたと僕は思っている。 以前はどう攻めたらいいのか判らないといった手詰まり感があったが今は、コイツを抜いたら、或いは今のパスが繋がっていたら決定的だったと思えるシーンが増えたように思う。 攻性の士気の高さ、勢い、テンションみたいなものは今後も引き続き継続して頂きたい。優勝を狙う今、引き分けは確かに残念ではあるが悲観するような残念さではなく、『チィッ仕留め損ねたか』という非常に攻撃的な意味での残念さである。 まだまだ正念場の8月は始まったばかりである。 重光選手が昨日、誕生日だったそうな。 重要な試合を勝利で飾り、喜びを分かち合いたいところだったが引き分けに終わってしまった事に引け目を感じている様子だった。 非常にファンを大事にする選手なので気にするなと言っても気にするのかも知れないが、前述した通り、全く悲観する内容ではないので、胸を張ってこれからの正念場に臨んで頂きたい。 言い忘れたが誕生日おめでとう。故郷で誕生日を迎えるのはいつ以来なんだろうか。サッカー選手は大変だ。 試合後はみんなで一斉に撤収作業。別に手伝う義務なんてないんだけれど、たくさんの人達が協力してくれている光景にちょっぴり感動。 十数年ぶりに福岡県民に復帰されたジーノ氏も、これまで少数精鋭で踏ん張ってきたアウェイの日々を思い出してか『ホームはいいなぁ・・・』とぽつり。 本陸を北九イエローで埋め尽くすまで、アウェイに大軍送り込めるようになるまで、今は気付いている人達だけでホーム本城を盛り上げていきたい。そのお手伝いをしたいと願っている。 |
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2009 07,19 07:32 |
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仕事が終わって誰よりも早く職場を飛び出したBRIGADE京築。駐車場に向かう途中に女性職員から声を掛けられる。最近、勤務する部署が変わった僕に、仕事中に顔を合わせる機会がなくなって寂しいと言う。この急いでいる時になんというモテっぷり、西ヤンに見せたいぜ! そんな思わぬ足止めを喰らったものの、とにかく今は本城へ向かうのだ。平尾台に沈むあの夕日の下で仲間達が戦っている。 数多いる北九サポーターの中でも恐らくガチで最もセーフティドライバーの僕だが大丈夫だ、無理に飛ばす必要はない、流れにさえ乗っていれば後半に間に合う、そんな一心で香春をぶち抜き小倉に進入。土曜のこの時間、登りはかなり順調である。 とはいえ、八幡に入った辺りから長い信号待ちが続く。その前に並ぶ車列を見ながら、『これは本当に残り10分とかになるかもしれん』と諦めの心が頭をもたげ始めた。いや、それでも本城へ行こう、あの太陽が沈むまでに本陸に着けばよいとポジティブスイッチを入れる。はやる気持ちを抑えつつの安全運転は男の修行である。 本陸第二駐車場についた時点で確か19時チョイだったかと思う。煌々と照る本陸の照明、聞こえてくる北九州コールと歓声、車を停めた瞬間からもう抑えられずダッシュでゲートに向かう。 難敵ソニー仙台相手に我が方はどんな戦いを展開しているのだろうか、勝っているのか負けているのか、点差は?それとも同点なのか?全ての答えはゲートの向こうだ!と思っていたら、もぎりのスタッフから1-0で勝っていると教えられる。ガッデム、なんてネタバレスタッフだ。 本陸のメインスタンドに上がった時、試合は一進一退の攻防になっていた。 来る途中、北九州各所で祭りが開かれていたが、意外に観客は多い。試合中にメインスタンドにいる事自体が久し振りで、メインスタンドの雰囲気を把握。結構盛り上がっている。バックスタンドの声も思っていたよりよく響いていてなんだか嬉しい。夕闇迫る本陸は新鮮なニオイがした。 '09JFL後期第三節 ニューウェーブ北九州 1-0 ソニー仙台 まるで最初からいました的な空気を出しつつ、しれっとバックスタンドに混ざる。OGY氏より得点者の名前を聞き状況把握、聞けば前半はかなり優勢だったとの事。 佐野選手のパスがキレキレである。これはパスの受け手の動きも良いからなのだろう、と思っていたが次第に劣勢ではないかと感じ始めた。 特に宮川選手を下げて前線のキープ力が落ちたか、ソニー仙台の横へ横へのパスから縦へ大きく放り込んでくる攻撃が繰り返され始め、昨年の悪夢が頭をよぎる。スーパープレーをするわけではないが、基本に忠実な、そしてシンプルなソニー仙台の攻撃に、北九州はこれまでの3試合で7失点を喫している。 それでも北九州の選手達の集中は続いている。個々の選手がキッチリ対応しているので、これは守り切れると思い始めた時間帯にまさかのPK。しかもレッドカードが出たようだ。 呆然とした。何が起きたのかは正確には判らないが、北九の選手が審判に詰め寄り、ソニー仙台の選手が淡々とPKの準備をしている光景に、ただただ呆然としていた。 笛が吹かれてPKが始まったがボールが見えない。ゴールに入った様子もない。もう蹴ったのか?と凝視した瞬間に歓声、止めたな!まるで北九州のゴールが決まったような歓声。いわゆるコロコロPKみたいなもんだったんだろうか、北九州の手からこぼれかけた勝ち点3を水原選手は自らの手で止めた。 その後も続いたソニー仙台の攻撃を凌いで試合終了、散々苦しめられてきた難敵ソニー仙台を撃破し、4位以内をキープ、非常に価値ある1勝を挙げた。 今回、軽い強行軍だったが、行って良かった。ええもん見た。 本陸ナイトゲーム第一弾は執念で勝利を手繰り寄せる、実にNW北九州らしい試合だった。 後半からしか観てないのでアレですが、印象に残った選手を少し。 # 1 水原大樹選手 水原選手が守ったのはゴールという目に見えるものだけではなく、こぼれかけた北九州の勝利、リーグ4位以内、本陸に来た2000人の願い、あやうくサゲ○ンの汚名を被るところだった僕のチ○○、そして結果的にPKを与えてしまった片野選手の心と名誉という、目には見えない大事なものを守ったと言える。 個人的にはあのPKセーブの後、味方のクリアがよりにもよってゴール正面の相手選手の足元にスポンと収まって、まともに打ち込まれたシュートを弾き出したセービングが特に印象に残った。なんという集中力。 試合後、手で顔を覆う23番の肩に手をかけ語りかける水原選手は実に頼もしい男・・・漢であった。 *動画を確認、youtubeのikasuminw氏より拝借致しました。いかすみ氏は神出鬼没やなぁ。 後は#16 重光選手の頑張りも目に付いた。プレーがいちいちアツくていいなぁ。それと決勝点を決めたという川鍋選手。相変わらず裏を取られがちだが、彼はポテンシャル以上のパフォーマンスを見せてくれている。 まぁ後半からしか観てないので全体像を把握しづらいが、気迫は充分といった感じだった。 さて、そろそろ北九州の選手の出場停止がぽつぽつと出始める模様。 夏に総力戦になるのは覚悟の上。 今、試合に出ていない選手や、スタメンから外れている選手達にも必ず出番が来る。総力戦の中でこそチームの成熟度や本当のタフさが証明されるのだろうが、NW北九州はタフなチームであると確信している。 横断幕の撤去を手伝う翔太くん。横顔は見れば見るほど昔の僕にそっくりである。実に可愛らしい。悲しいのは、未だに彼の中では僕は不審者扱いだという事だろうか。 『一体なんなのこのオッサン』みたいな視線が、ほどよく気持ち良くなってきている今日この頃であります。 |
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2009 06,21 21:43 |
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上位進出を狙ったNW北九州、しかし残念な結果に終わりました。 試合終了の笛と同時に相手GKが我々に向かって吠えた。僕もつい感情的になって反応してしまったが、勝ったのは彼らだ。虚しい。 我々がごちゃごちゃやってる裏で高崎の選手達が歓喜の輪を組んで踊っていた。少ないチャンスをモノにし、北九州の猛攻を凌ぎ切った達成感があったのだろう。どれほど強い気持ちで本城に乗り込んで来たのかが伝わって来るようで、只々悔しかった。 '09JFL第16節 ニューウェーブ北九州 1-2 アルテ高崎 前半は五分か、或いは北九州の方がシュートを放っていたかも知れない。ただ高崎にボールを拾われ、そのままチェックに行った北九の選手が置き去りにされ、いい位置でシュートを打たれるというシーンが目に付いた。 前述した通り、何が何でも勝つという強い気持ちを見せてくる高崎に対して、北九州はまるで練習試合でもしているのかと思う程に緩さを感じる序盤だった。 相手の先制点はシュートが見事。実にキレイなゴールで、これは仕方がない。そこから北九州も攻めに転じるが連動性の乏しいプレーでは相手に対応されてしまっている。 そうこうしてるうちにサイドを破られ中に放り込まれたボールを落ち着いて決められて2点目。流れの中でこうもあっさり点を取られるとは。 確かにジャッジが終始、相手寄りだったとは感じたが勝敗を決定付けるものじゃない。もういい加減慣れたわ。 前線にボールを放り込むならタチコを入れた方がいいと話していたら、後半頭からタチコ・川鍋と高さのある選手を投入、これがハマッて早々に1点を取り返す。 その後も猛攻を加えたが、残念ながら守りきられてしまった。あの手この手の時間稼ぎに、なりふり構わず勝ちにこだわる高崎に、北九州が久しく忘れている執念めいたものを見たような気がして実に不愉快だった。 そのまま1-2で終了。 後半はそれでもよくやったと思う。あのテンションを前半から発揮して維持し続けたなら、北九州に勝てるチームはそうはいないはずなんだが。 総合力では北九州が上回っていた。それでも気持ちで・・・一番負けたくない部分で・・・選手も、そして僕らも負けていたんじゃないかと、それが本当に悔しい。 聞けば上位陣の多くが負けたそうな。おかげで前期四位以内ターンは厳しいとはいえ可能性は残った。 というか、こういう時にこそ勝っておきたかった。 今日、一番印象に残ったのは相手の33番のゴールキーパー。 今の北九州が忘れているものがあった。腹立たしいヤツだが、今の北九州にこそ、それが欲しいと強く思った。 それにしても今年のアルテ高崎は凄い。 サポーターの数、クラブの将来性、去年の成績、どれをとってもJFLでも最下位クラスだった。高崎に所属する選手達は、自分達が見くびられていると言う事をよくよく理解しているように見える。 そんな彼らが今、一丸となって戦果を叩き出している。これは胸を打たれるね。今まで自分達を見下していた相手のケツを次々と蹴り上げているのだから。 高崎が狼の群れだとは思わない。強いて言うなら『野犬の群れ』である。 その野犬の群れから『オマエラは自分を狼だと思い込んでいる夢見る羊なんだよ』と言われたような、そんな悔しさ、惨めさを今日は味わったんだ。 試合後、荒れるバックスタンドと選手達、その向こうで勝ち誇る相手ゴールキーパー、歓喜の輪。 それはまるで征服した牧場で勝利の遠吠えを続ける野犬の群れのよう。 あれこれ言い合うより、みんなであの高崎の勝ち鬨を目に焼き付けた方が良かったね・・・。 今日、ヤツラにあって僕らになかったものがなんだったのか目に見えるようだったよ。あんな雰囲気になって本当に残念。こう、なんちゅーかそっちもこっちもどうなのっていうか、その、辛かったっす。すんませんハンパもんで。 こんな気分のままアウェイ三連戦・・・。やるしかない・・・やるぞ。行くぞ。 というわけで遂に今季初の遠征に名乗りを挙げました。宮崎です。 休み希望を入れてはいますが来週末にならんと確定しません。僕になんの断りもなく日曜出勤を入れまくる上司なので何が起こるか判りませんが、その時は上司を殴ってでも行こうかなと思うちょります。身長180cm以上、体重90kg前後のプロレスラー体型の上司がなんぼのもんじゃいオウ! 半分冗談ですが半分本気です。 とにかく、今日の惨めさ、悲しい雰囲気を、笑って振り返られる思い出にするには、残り半分を全力疾走するのみ。Jリーグどうこうとか言う話はもう後からついてきやがれってな感じです。 取り戻せ勢い、気迫と意地を、ペシャンコにされたプライドを、僕らはこれから取り戻すんだ。 |
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