2025 04,04 21:35 |
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2008 12,06 20:44 |
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夏の青々と茂ったカルスト台地が見える平尾台も美しければ、雪化粧の平尾台もまた更なり。
朝、目が覚めて窓の外を見れば雪が積もってて驚く。 そういえば今年の1月頃もドカ雪が降って往生しました。当時、小倉で働いていた我輩に容赦なく出勤命令が下され、3時間掛けて出勤した甘酸っぱい思い出がありますね。甘酸っぱいは違うか。 『今年も泣いた!笑った!未公開画像で振り返るニューウェーブ北九州2008年JFLの旅~後編~』、 略して『ぼくのなつやすみ』、始めます。 『7月』~立ち込める暗雲 6日 ●0-1 FC琉球 (本城) 12日 △1-1 FC刈谷 (刈谷) 20日 ○2-0 三菱水島FC (本城) 26日 ●0-1 ガイナーレ鳥取 (鳥取) 7月直前に急激に気温が上昇、北九州地方の夏はいきなりのトップギアで始まった。特におフランス野郎を迎えての琉球戦はこれから始まる夏の修羅場の予兆とも言えるクソ暑さ。風もなく、雲も太陽を避けやがるもんで試合中は終始直射日光を浴び続けた。 水島戦では完勝だった。今度は水島の選手が先にバテてくれた。アウェーでの鳥取戦は夕方に試合開始という事で幾分か楽だったが、鳥取にとってはここが背水の陣。それでも北九州は懸命に押し戻し、仕留めるチャンスもあったのだが不退転の決意で戦う鳥取を崩す事は出来なかった。 この夏、躍動する北九州を観たのはこの試合が最後になった気がする。この試合までは内容にもまだ希望が持てた。持っていた。 夏の昼間に本陸で13:00開催の試合は総じて過酷な罰ゲームだったように思う。この頃を境に競技場に姿を現さなくなった人も多いが、こればっかりは無理も言えん。 あのフライパン状態の本陸で死人が出なかったのは本当に幸運だったとさえ思う。 この頃だったと思うがJリーグの某チームのユニフォームを来たおいさんが何やら訓告を垂れていったのを思い出す。Jリーグではどうだこうだ、北九州はどうだこうだと。この手の宣教師気取りの人達には本当にウンザリしていましたが、Jリーグのサポーターとやらは意外に退屈なのかな、と色々考えた時期でもあります。 やがてNWがJリーグに参入したら僕もJリーグのサポーターとやらになるのかな?何か変わるの?特に基本は何も変わらないと思うのですが。 僕の基本は楽しむこと。チームを、サッカーを、応援する人達を楽しませてもらっています。 去年の本城の雰囲気を求め続けている。肌身に触れるような親近感と一体感、あの雰囲気をさらに拡大した空間を。このチームの観客はそれが出来ていたし、これからも出来るはず。そのお手伝いをしたい。 北九州にそうした空間が出来る事を願って止みません。 『8月』~諦めの悪いヤツラ 3日 ●0-2 TDK SC (鞘ヶ谷) 10日 △0-0 佐川印刷 (西京極) 17日 ●0-3 ソニー仙台 (鞘ヶ谷) 20日 天皇杯予選 ○2-0 九州共立大学 (本城サブ) 24日 天皇杯予選二回戦 ○1-0 福岡大学 (香椎) 31日 天皇杯予選決勝 ○2-1 九州産業大学 (レベスタ) 8月にはいる頃には故障や出場停止で戦線離脱者が続出、ポジションの大幅な変更が成されスクランブル体制となりました。JFLでは企業チームに苦渋を舐めさせられ、『ソニー仙台最強説』が飛び出し、ブログで早々と終戦を宣言する者まで出る始末。 雰囲気は最悪に近いものがありましたが、タイミングよく天皇杯予選が始まりました。 本城サブグラウンドで行われた福岡県予選1回戦、僕は夜勤明けで少し寝て、シャワーも浴びずに汗臭い体のまま本城へ駆けつけました。 平日の昼過ぎの開始で人はあまりいないだろうと思われた試合でしたが、予想を超えて大勢の人が観に来ていたのを懐かしく思い出します。 仕事を強引に切り上げた人、仕事中に抜け出して来た人、わざわざ休みを取ってた人etc・・・。リーグ戦では勝利もゴールも見られなくなっていた時期に、誰もが気になっていたのだと少しホロリと来ましたね。 ソメザイル氏の「今日来てるヤツは全員ニート」という暴言に涙も引きましたが。 また、香椎での少年サッカーチーム稗田MFCの少年達との出会いも、レベスタに再集結した諦めの悪い面々も、勝敗に囚われつつあった僕に楽しさや楽しみ方を思い出させてくれました。 一体何に駆り立てられていたのだろうかと。ただ単にJリーグに上がるだけで僕が望む空間が生まれるわけでもなく、そこに辿り着くまでに形成しておきたい北九州の雰囲気や土台があったんじゃないかと。 僕はもっとみんなを笑わせたい。みんなと一緒に笑いたい。僕に出来るのはそれぐらいなんだけれども。 チームは急造フォーメーションながらも持ち前の個人技を活かして難敵、福岡大を香椎で退け、福岡県全域に生中継された決勝では美しすぎる連携からのゴールで劇的な勝利を飾り、クラブ史上初の天皇杯本選出場を決めた。 故障者続出のあの厳しい状況下で、残された選手達が大きな仕事をやってのけました。 『9月』~悩みながらも前へ前へ 7日 ●1-2 流通経済大学 (龍ヶ崎) 14日 天皇杯1回戦 △1-1(PK4-2) ホンダロック (レベスタ) 20日 天皇杯2回戦 ○1-0 三菱重工長崎 (長崎) 月が替わっても依然としてスクランブル体制は続いている。サイドバックからボランチに変更された佐藤選手は慣れないポジションながらも懸命にこなそうとしている。 この選手はラインを背にした視野180度の時には長短のパスが冴え渡るが、視野360度のポジションではパスの出し所に迷いが生じているように思えてならん。 岩切選手はまるで兵力を補う為に急遽戦場に駆り出された少年兵のようだ。技術はあるが経験不足が顕著であり、観ていてハラハラする。それでも日程は進行してゆくのだ。 当初は緊急のフォーメーションと思っていたが、どうやら現状で組める最善のフォーメーションであり、これでしばらく乗り切らなければならないのだと覚悟を決める。 流経大に先制するも立て続けに失点を喫し、JFLでの未勝利は5試合連続となった。この試合でJFLは一時中断し、天皇杯本選に入る。ここで流れを取り戻してJFL再開後の反攻に繋げたい。 天皇杯一回戦は北九州との試合には異常に高いモチベーションで臨んでくるともっぱら噂のホンダロック。一説によるとその昔、ホンダロックvsBRIGADEで一悶着あったとかなかったとか。 途中加入のアラン選手の同点ゴールでPKにもつれ込み、水原神によって去年の九州リーグと同様にPK勝ちを収める。 長崎での二回戦は久し振りにバスツアーが行われた。試合序盤までは雲が掛かっていたのだが途中から雲がどこかへいってしまい、強い日差しに晒される事になった。 「日差しが出てきた、ヤバイ」と誰かが言う。何が言いたかったか良く解るぜ・・・。強い日差しを浴びて競技場内の気温が見る見る上がりだすと、圧倒的に攻めていたはずの北九州の足が止まり、重工長崎に五分五分に持ち込まれてしまう。 真夏の太陽に立ち向かうヒマワリがチームカラーの北九州が、夏の日差しに激弱という、笑えるような笑えない皮肉に溜め息が出る。 それでもギリギリのところで宮川選手が押し込んで辛うじて3回戦に駒を進めた。去年の九州リーグの序盤に北九州に苦渋を舐めさせた重工長崎に成長の証を見せ付けたかった所だったが、重工の頑張りが目立ってしまった試合だった。 『10月』~東方攻略戦 5日 ○3-2 ジェフリザーブズ (本城) 12日 天皇杯3回戦 ●0-2 ベガルタ仙台 (仙台) 19日 △1-1 栃木SC (栃木) 25日 ○3-1 アルテ高崎 (浜川) この画像は10月ではなく9月末の大分国体チームとの練習試合の時のもの。二本目だったと思う。線審の小僧が遅刻していたので急遽、佐藤選手が線審をやっていた。判定基準が選手目線のせいかオフサイドかどうか微妙な所はバンバン流すので観ていて気持ち良かった。 10月はワタクシ、仕事の都合で一試合も観ておりません。非常にやきもきした一ヶ月でした。本城でのジェフ戦では前期の大逆転劇を再現して久し振りの勝利を記録、その勢いを駆って天皇杯三回戦、J2のベガルタとの試合に臨みました。 画像は仙台から帰って来た直後の練習試合の様子。 栃木戦でも先制は許したものの、内容的には五分以上だったとも聞いており、アルテを一蹴し、ようやく良い流れに戻せてきたかと感じられました。 この月、ソメザイル号は三週連続で北関東・東北に遠征し、車としての寿命をかなり縮めると同時にBRIGADE的MVPへのエントリーが決定的となる。 1日 ○3-1 ファジアーノ岡山 (本城) 9日 ●0-1 MIOびわこ草津 (本城) 16日 △2-2 Honda FC (都田) 23日 ○2-1 横河武蔵野 (鞘ヶ谷) 30日 ●0-2 SAGAWA SHIGA FC (守山) 僕にとっては一ヶ月半振りの観戦となった岡山戦。この試合をベストゲームに挙げる人も多い。意地でも勝つという雰囲気が色々な人達から感じられた。 去年の地域決勝からの縁で僕個人も岡山のサポーターさんと交流がありました。彼らとは応援するチームも、応援の仕方も考えも違うだろうが、根本にある気持ちはどこか似通っていたように思う。 ホンダFC戦では雨の中、非常に良い雰囲気を味わえました。相手チームの優勝セレモニーを見せられてしまったけれども良い試合だったなぁ。 ホーム最終戦となる武蔵野戦ではタチコ祭りが発生したそうで、おいしいところを見逃してしまったわと。そして何より本城の地域決勝に客を取られるという予想を当然のように覆していたのも驚き。 さて、11月の戦績をトータルで見ると、なかなか評価しづらいものがありますね、ちゅーか要所を落としているのが痛いな。びわこめ・・・来年もよろしくだぜ。 とりあえずJFLで一番強いのはソニー仙台と。それが言いたかった。 BRIGADE京築 2008年度 JFL観戦数21試合 8勝5分け8敗 天皇杯福岡県予選 3勝 天皇杯本選 1勝 辛うじてサゲチンの汚名を免れる。 いろんな事がありました。いろんな人がいましたよ。たくさんの人がいるんだから、そりゃあいろいろあって当然ですね。来年も間違いなくいろんな事が起きる。 流されないでいようと思う。楽しめるように、楽しむように、楽しませてもらいながら、楽しませてみよう。 スポーツ観戦とは受身のエンターテイメントに見えて実はそうではない部分がある。 僕らの身近にある『ニューウェーブ北九州』というチームを能動的に楽しんでみようと思う。 選手に最も力を与えるのは審判や相手選手への野次ではなくて、自分達のプレーを心から楽しむ観客の存在 だと我輩は思うのです。 ある試合前の事、本城のメインスタンドからバックスタンドへ向かう途中、我々の目の前を二人の男の子が飛び出してきた。男の子と言っても10代後半ぐらいですけど。 二人は初めての観戦だったのか、笑顔でこんな会話をしながらメインスタンドを駆け下りて行った。 「どこで観る!?」 「一番前で観よう!」 「ええ~恥ずかしいな」 「サッカーはおとなしく観るもんじゃねーよ!」 あの二人の笑顔が印象的だった。 宮川の強力なゴールを観たか?佐野のパスワークはどうだった?佐藤のプレーは熱かろう。タチコは観てるだけでおもろいやろ!ゴールが決まった時の、あのワッとなる盛り上がりを体感できたかな?? 最初の、その感覚を、どうか忘れないで欲しいと願う。 以上で『今年も泣いた!笑っ(略)』は終わりです。 ニューウェーブ北九州と共に歩んだ2008年の僕らの旅は終わりましたが、まだまだ旅は続いて行きます。 みなさんにとって今シーズンは如何だったでしょうか。 僕は楽しかったです!チームとそして皆さんと駆け抜けたこの最初のJFL、悩んだりイライラしたりもしたけれど、それ以上に笑う事が多かったように思います。来年はもっと笑うぞ。 PR |
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